お盆に94歳になられる師匠を訪ねた折、見せていただいた写真家・御園直太郎さんの写真集

(46年間シャッターを切り続けた)能登の光景の一部を紹介させていただきます

人間はなぜ生きるのか?親鸞聖人は歎異抄で「なぜ生きる」の問いかけを貫かれています

親鸞は相手が子供であっても、誰であっても、区別せずに自然体で教えを説いている

死ねばどうなるのか?

「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」

悪人とは何か?人間は煩悩(欲望)のかたまりであり、煩悩があるから悪をつくってしまう

山に登りながら思うことは、人も大宇宙の構成員の一人だということ。人に教えられ、樹木に助けられ、石や草を杖として、大自然の力を借りながら登っている(生きている)のだということ

そして晩年に差し掛かり、仏の教えをひたすら求め、念仏する姿は、なんとも神々しく見えます

どこの寺かは分かりませんが、御講の様子を写されたものでしょう

この一枚を見たら言葉は無用ですね(祖母もよく参加していた)

※注:歎異抄は親鸞の教えを弟子の唯円が、親鸞聖人の言葉を正確に書き残したものです