貴船神社本宮

本殿前には2頭の馬(黒駒・白駒)が奉納されています

貴船神社は絵馬発祥の地で、旱には天皇から黒馬が、霖雨には白馬又は赤馬を献げて御依願されました

時には生馬に換えて「板立馬」を奉納したと、平安時代の文献「類聚符宣抄」は伝えています

谷あいの地のため、陽がかげるのが速い

提灯や灯籠に灯が入った

菊の御紋

和泉式部が復縁を、平實重が蔵人昇任を、大宮人が加茂競馬の必勝を、源義経が源氏再興を祈願しています

対岸の鞍馬寺は、平安初期の延暦15年(796)藤原伊勢人が貴船明神の夢のお告げで建立したと諸書に出ているので、その時すでに貴船の神は大きな力を具えていたことがうかがえます

永承元年(1046)7月の水害で奥宮が被災、天喜3年(1055)4月にこの地に本社を移築した

京都に都が遷都されて以来、当社は国の重要な神社となり、事あるごとに勅使が差し向けられた

日照りの時には黒馬を、長雨の時には白馬を献じて「雨乞い」「雨止み」の祈願が込められた。「その数々百度に及ぶ」とある

平安時代の勅願社22社の1社で、延喜式名神大社で全国に20社の分社がある

古くは貴布禰、木船、木生嶺、氣生根などの表記も見られる

明治4年官幣中社となり、以後「貴船」の表記で統一された