貴船神社中社・結社(ゆいのやしろ)
昨年、近畿を直撃した台風21号により貴船神社境内林が数本倒木の危険にさらされました
中でも、結社(中宮)に大枝が落下し社殿が倒壊しました
倒木の恐れのある樹木を伐採し社殿復興再建し、3月31日正遷座祭を執り行いました
天乃磐船:船形の自然石は貴船の山奥より出土し奉納されたものです
船形石は神様の乗り物として神聖視されている
ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる
意:あれこれと思い悩んでここまで来ますと、蛍が貴船川一面に飛んでいます。その儚い光はまるで自分の魂が体から脱け出て飛んでいるようです
おく山にたぎりて落つる滝つ瀬の玉ちるばかりものな思ひそ
意:しぶきをあげて飛び散る奥山の滝の水玉のように、魂が脱け出て飛び散り消えて行く=死ぬかと思うほど、そんなに考えなさるなよとの返歌
貴船神社は古来、恋を祈る社でもありました
和泉式部は夫との仲がうまくいかなくなって、当社に参り切ない心情を歌に託して祈願しました
すると社殿の中から慰めの返歌が聞こえてきて、ほどなく願いがかなえられ夫婦仲ももとのように円満になったと、後拾遺和歌集に書かれています
いつの世も人の悩みは変わらず、尽きません











