第9回版鹿の会作品展を観賞して参りました

伊藤仁之氏は6点(始められて15年・現在84歳)

「山門」:衝立にはめ込む工夫が凝らされています

山門の中に新緑の参道を描かれています

谷汲山(たにぐみさん)の文字がヒントになりました。西国三十三所第三十三番札所(結願寺)華厳寺

「白虎」:四神の一つで、天の西方の守護神。キトラ古墳の壁のひび割れや色の具合がよく表現されています

「青龍」:天の四神の一つで東方の守護神。キトラ古墳のもの

「葛城昔日」:葛城山、手前の稜線、民家、田畑がバランスよく表現されています。作者の郷愁が伝わってきます

「水仙月の四日」:宮沢賢治童話をモチーフにされているようです。中央の妖怪みたいなのは雪婆んご(ゆきばんご)

※この版画の右上にカシオペア座があり、水車が回っています。左上はアンドロメダ座で、宇宙のエネルギー源である、火が燃えています。95年前に、賢治が空想した宇宙像です。水車はいろいろな秩序ある運動の代表ですが、運動より重要な現象は秩序そのものの生成です。そこで、秩序の象徴として、雪の結晶を2つの星座に載せることにしました(作者解説)

辻文子さんは2点

「おしくらまんじゅう」:この年は豊作だったようです

「夏の畑」:豊かに実った茄子

岩佐昭子さんは2点

「かがり火草」:シクラメンの別名とは知りませんでした。かがり火のようです

ニゲラ:背景がいいですね

濱中ヨシエさんは1点

「春の風景」:山の稜線、田畑が花を引き立てています