人生は山あり時々谷あり・・・田部井淳子
<年をかさねながら登山を楽しむ>
中高年世代が山で遭難する事故が多発しています。その原因の一つとなっているのが、「無理をしてしまう」ことです
11月17日16:00分、北谷ガレ場
無理のない計画を立てるのが山登りの鉄則です。「せっかく来たのだから」と無理をして、命を落としたら何にもならない」
渡渉
もう一つの原因は、「自己過信」です。誰しも、自分の老いや体力の衰えを認めたくはない
16:13分、藤内小屋
歳をとったら無理は禁物。登りやすいルートを選び、時間も余裕を見た方がいい
黄葉が見られました
安全第一を心がけ余裕のある計画を立てる。準備さえ怠っていなければ高齢になっても山登りは可能です
裏道登山道4合目
友人が高齢化して一緒にゴルフやテニスを楽しめなくなり、「山は一人でも参加できるから来た」
気温11℃
高齢になっても元気で歩き続けるためには、それなりの努力が必要です。努力次第で80歳を過ぎても山は楽しめ
山頂までのタイム表
中高年世代の事故を防ぐためのポイント
ガイドもつけずに山に入る初心者が増え、山の怖さを知らないまま、思わぬ事故に遇う人が増えているのです
2010年度11月現在の三重県の山岳遭難者は56名、うち死亡者5名、重傷者14名
事故を防ぐコツは、余裕のある計画を立て、一人では行かないことです
遭難者の8割が県外者
登山靴は、足首の上まで覆うタイプを選ぶと、捻挫をしにくいし、石がゴロゴロしている場所でも足が痛くなりません
標高は高くないがルートによっては斜面は急で3000m級の山と変わらない
しっかりした登山用雨具を準備し、歩きやすく乾きやすいズボンをはくことも大切
ロープウェイがあるため気軽に登れるをいう安易さが油断を生むようだ
山では乾きやすい衣類を身につけることも大切です。山で15分も歩けば背中がじっとり濡れ、山の風に当たっているうちに体が冷えて低体温症になり、凍死の危険にさらされます
土日営業で素泊まり3000円、食事は予約制で夕食1000円、朝食700円
快適に山登りをするもう一つのポイントは「重ね着」を上手に活用することです
16:22分、藤内小屋出発
経験豊富なリーダーやガイドの言葉に素直に耳を傾けるのが、山でのルール。ところが男性はえてして社会的立場や上下関係を山に持ち込もうとする傾向があります。山では社長もヒラも関係ありません。大切なのは、謙虚な気持ちで、経験者の言葉に耳を傾けること。それが山での事故を防ぎ、安全に登山するための鍵といえます
休むことで体力が回復します
赤文字は、田部井淳子著「人生は山あり時々谷あり」より抜粋













