なぜ「最高峰」を目指すのか

インド経由でネパールに入り、ついにエベレストの山頂に立ちました

14:15分、三角点で弁当をかき込んで記念撮影

エベレストは屏風のように地球の上にそそり立ち、ネパールとチベットを隔てていました

巨石がゴロゴロ

見下ろすと、一方にはネパールの峨々たる山脈が聳え、もう一方にはチベットの大高原が広がっています

鈴鹿の山脈

そのスケールは、言葉を失うほどでした

14:16分、山頂を後に下山開始

でも、登頂の喜びに浸っている余裕はありませんでした

四日市、桑名方面

目も眩むような高みに立ち、「本当にここから下山できるのかなあ」と、不安が一気に押し寄せてきたからです

遥か彼方は名古屋です

山頂から下を見ると、千尋の谷底に吸い込まれていくようです

鈴鹿北方の山脈

あまりの急峻さに足がすくみ、後ろ向きに下りることもしばしばでした

リフトとロープウェイ駅

気が狂うほどの緊張感と闘いながら山を下り、ようやく登頂の実感が湧いてきたのは、ベースキャンプに着いてからでした

ゲレンデから鈴鹿平野

日本女性、国際婦人年、飾る」と大々的に報道されました

影が長くなってきました

世界初・女性初の快挙を成し遂げたことなど、全く意識していませんでした

御在所山頂を見上げる

「いったいどうしたのだろう。私たち、山に登っただけなんだけど」と、ただただ呆然としていたのです

光りの幻影