地球に星座を描いて

一体自分はどこにいるのだろう?

地球を縦横に動き回り、独自の視点から世界を新たに見つめなおしてきた写真家、石川直樹(41歳)

今回はH・Y氏にCLをお願いし、小生はSLでアンカーを務めました

前を進むK・S氏

23歳のときに7大陸のすべての最高峰を制覇した

水平方向から垂直方向まで1人が訪れた道のりとしてはかなりのものではないか

この辺りから樹氷が見れました

自分の活動は個々に輝いている星(地域や文化)をつなげ、星座を描いていくのに似ている

イオウハゲはこの付近から始まっているようだ

対極に思える北極に生きる人と砂漠の民にも共通の「生きる力の強さ」がある

正面が蓬莱山1174m

日本と東アジアが逆さまに印刷された見慣れない地図。ただひっくり返しただけなのに、全く未知の光景が立ち上がってくる

明け方までに降ったようだ

知っていると思っていたことは実は知ったつもりになっているだけではないか。旅はそれを確かめるための手段だ

雪景色

写真は自分がその時に見たものをそのまま写し取るための最適な方法だ

雪の造形美

世界の端的な模写。失敗も成功もない

雪化粧

8000m級の山や南極の氷壁などの写真を目を引くが、どんな場所だろうが等価。日常の中にも未知の風景がある

11:54分、846m分岐

標識も雪に覆われてしまっていたようだ

何枚でも取れるデジタルではなく、フィルムカメラを使い、天候待ちもしない

立ち休憩で後続を待っていました

過度な修辞を排し、反応で撮る。世界をカメラで受け止める感覚だ

Vサインで応えるS君

写真に残っていないとなかったことになるものがたくさんある。100年後、どんな意味を持つのか考えている

体が冷えるのですぐ出発です

写したいのは自分と被写体との関わり。6月に前登頂を断念したK2に再び挑む。「登ってみないと分からないことがきっとあると思う。だから登りたい」。旅はまだまだ終わらない

青文字は、日経夕刊「写真家・石川直樹、20年の旅の奇跡」より抜粋