今しばし生きなむと思ふ寂光に園の薔薇のみな美しく・・・皇后陛下(歌会始)
10:27分、ゼフィルスの森から三草山山頂へ向かう
三草山の地質は石英閃緑岩帯で、谷筋以外では岩石の露頭は少ない
風化すると赤土となり、粘土質で表土の深い地層となる
この地層に植生する「ナラガシワ」にゼフィルスが卵を産み成長する
のほれば白雲皓々としてそびえ、くだれば青山峨々として岸高し・・・平家物語に詠まれている三草山
10:42分、三草山564m山頂踏破
ここから大阪市内のビル群がくっきり見えました
三草山は能勢町の西南端にあり、古くは「美奴売山(みぬめやま)」といい、古書には「秀麗な神体山」「峰高く白衣をまとうが如き美山」とある
山容の美しさや眺望をたたえる記述があります
当山の伝承は遠く推古朝で、白髪の老翁が三草を手にあらわれたが、たちまち三草は「観音・不動・毘沙門」に化身したので堂舎を立て勧請したという
寺跡は今も頂上近くに見ることができる
初参加のN・Hさんに会旗を持っていただきました
さらに三韓遠征にかかわる船材の伐りだし、源平合戦の「三草の勢揃い」、三等三角点に群がる人間ゼフィルス
戦国期には能勢~塩川両軍の「三草山
青山寺合戦」等、事あるごとに軍馬に蹂躙された山である
足固め式
またこの地は丹波と摂津を結ぶ古道であり、丹波杜氏の街道であった
剣尾山のアキグミの苗木が植えられていました











