変わるリーダーシップ③
<目的・目標の共有カギ>
前回まで、米国では社会の要請から、一部のエリートを対象にしたリーダーシップだけではなくなるべく多くの人に発揮してもらうリーダーシップにも注目が集まり、それと同じことが日本でも起きつつあると説明しました
12:41分、東峰から鞍部への下り階段
KP会のT・I氏
「権限がなくても発揮するリーダーシップ」は1人ではなく、むしろ多くの人に発揮してもらうことが期待されます
トイレがあり用を足しました
女子トイレは並んでおり、順番どりで時間がかかりました
日本の読者は、「多くの人がリーダーシップを発揮する」と聞けば、反射的に「船頭多くして船、山にのぼる」ということわざを思い出すのではないでしょうか
ススキの穂を見て破顔するE・Oさん
1隻の船に船頭が何人も乗ると、それぞれが指図して統制が取れなくなり、とんでもない方向に進んでしまう
仲良しOさんコンビツーショット
つまりリーダーシップをとるのは1人で十分だという意味です。しかし、船頭たちが新しいリーダーシップを理解していれば、「船山にのぼる」事態にはなりません
全員が揃うまで立ち休憩です
船頭役は1人でよいので自分である必要はなく、他の人たちは船頭役以外の重要な仕事をそれぞれ志願して分担し合うからです
この階段を登り詰めれば山頂です
「船、山にのぼる」といった事態が起きるのは船頭たちにリーダーシップが不足しているからです
カップルで歩くペアーも多く見かけました
権限や役職に基づかないリーダーシップは、複数の人がリーダーシップを発揮する機会を生み出すことが多いのでシェアード(共有型)リーダーシップとも呼ばれます。では、何を共有しているのでしょうか
殿が木段に登り始めたところで振り返ってもらいました
各自が自発的に行動してよいのだという認識を共有しているだけだと、「船、山にのぼる」結果になりそうです。正確に共有すべきなのは目的・目標です
小生も仲間に加わりました
船頭のケースでは、この船を何月何日何時までに、定期航路を使って安全確実に〇〇港に運航すべし、といった目的・目標です
階段を登り詰めると一面「カヤト」の原野が拡がります
そして、これ以外の個人的な目的がここに入ってきてはいけません
今度は先頭に立ち隊列を撮りました
例えば、「自分が終始、船頭として扱われ、その指図が通ること」といった目的を隠し持った船頭が2人いれば、やはり船は山にのぼってしまいます
あるグループが三脚を立て記念撮影をしていました
青文字は、日経「やさしい経済学」早大・日向野教授より
to be continued











