般若心経を生きる・・・青山俊薫②

女人「般若心経」わが母、わが心

この天地いっぱいの永遠の生命が、仏教でいう「仏性」や「真如」ということになるのでしょうか

厳粛な修行場

「これ」と限定できるものではないので、否定的に「無」とか「空」という言葉を使っているわけです

希望者のみ水行

そして「空即是色」とは、永遠の無限の命の具体的な展開が有限の姿を借りている、天地いっぱいの永遠に満ち満ちている生命や働きが、縁に従って一切の姿かたちを持ったもの、つまり草木となり動物となり人間となり、あなたとなり私となる

般若心経を3回諷誦しました

しかし、もともとは別物ではない、一つのものということなのです

撮影してくださったのはK・I氏

釈迦の見つけた二つの心理とは

仏教古来の言葉でいえば「悉有仏性」です。あらゆる存在として仏性は展開する。だから「色」つまりこの世に存在するありとあらゆるものは、仏性の展開したものとして受け止めなさい、というのが「空即是色 色即是空」という言葉の意味であり、これが般若心経の心だと思います

最後に、三礼を唱え水行を終えました

榎本榮一さんの詩に「やどかり」という詩があります

この貝殻は、私がつくったものではない。天地さまからお借りして、その日その日をすごしている

一心頂礼 十方法界 常住三方

「この貝殻」は「色」、「天地さま」が「空」であり「無」であり仏性です

皆さん、解脱できたでしょうか?

仏性が展開して目に見える形で私にくだされたものが貝殻であるというわけです

合掌、手を合わせることは素晴らしいこと

よく「お元気ですか」と問われると、「おかげさまで」と答えます。「どなたのかげですか」と訊ねる方はありませんが、それは「天地さま」であり、「空」であり「無」であるということがいえるでしょう

K・Iさん、ありがとうございました<m(__)m>

さて仏性の働きとして展開したこの世に存在するもの一切のものを見据えていると、それは決してでたらめに存在しているわけではないことに気づきます

無事終えることができました<m(__)m>

青文字は、1993年11月号「プレジデント」より

to be contihued