般若心経を生きる・・・宮坂宥勝⑧

今日一般に、汗牛充棟も只ならぬほどの心経の解説書などのほとんどすべてが心経は「大般若経」六百巻の心髄を説いた経典である、といわれている

8月11日(山の日)、2018年度遠征企画第二弾「前鬼&釈迦ケ岳」登山を催行しました

確かに般若経典のひとつという点で間違いではないが、その心髄とは何かということについては具体的に云わずに口に閉ざしたままである

7:40分、大阪駅桜橋口を出発

兼ねてより皆さんをご案内したい候補地でした

空から真言に至るとは

般若心経秘鍵においてすでに回答が出され、心髄(フリダヤ)とは真言(マントラ)のことだといっているのである

途中、大和上市駅で2名合流、上北山道の駅に立ち寄りました

また、今日、学問的には般若すなわち悟りの智慧の世界である空を説いたものだと概説される

昼食弁当を仕入れるため立ち寄った「中谷本舗本店」

臨済禅の註解書などのように、心経即ち心を説いた経典と解するものは、あまりないように見受けられるが、ないことはない

こちらで手作り販売

人気の店で、帰りにも立ち寄りお土産を買う人が続出

空だけを説く経典だと解するものは正鵠を得たものとはいえないが、つまりここで真言(マントラ)には無明(根源的無知の闇)を除くはたらきがあると、端的に空海がいっているのは、まさにマントラ経典としての心経の核心をついている

前鬼山と前鬼川がバックヤードの「不動七重滝」

玄奘は五種不翻という約束に基づいて、マントラは翻訳しなかった

普段より水量が少なめでした

心経の掉尾の般若波羅蜜多の咒がそれである。羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提僧莎訶

原音ではガテー・ガテーパーラガテー・パーラサンガテー・ボーディ・スヴァーハーである

オールキャスト(19名)

古来、あるいは現代でも実にさまざまな解釈が行われている

一番気に入ったのを取ってください!

しかし、この般若波羅蜜多の四句の咒を空海も声聞の行果(ガテー)、縁覚の行果(ガテー)、諸大乗最勝の行果(パーラガテー)、真言曼荼

羅具足円輪の行果(パーラサンガテー)というように、行果すなわち悟りと解する

ドロンで撮影される方が2名ありました(2名ともバイクでした)

心経の内容を正確に分析して、低次元から高次元の世界へと進み、究極の悟りを指向する修行階梯を説いたものだとする

障害物がなく見通しが良いので格好の撮影スポットです

すなわち、般若波羅蜜多のマントラは一切の苦を除くものであるが故に、そのマントラの悟りの世界に到達するための手順を明らかにしたものといえよう

滝の上空まであっという間に飛んでいきます

青文字は、1993年11月号「プレジデント」より

to be continued