成道した修行者にのみが知る「隠された神域」

前鬼口から林道を20分ほど入ると前鬼山「不動七重滝」が見えてくる

かっては「前鬼の大滝」と呼ばれ「秘密の行場」の一つであった

下部の方が森林で見えないのが残念

前鬼に物資を運ぶための峠越えの道、「牛抱坂」から遠くに眺めるだけの存在でした(現在は入り口が分からなくなっている)

滝横の「滝見台」まで行っても下部は見えない

山林経営のため前鬼一帯の森が伐採された大正時代、前鬼口から滝の下まで木材を運ぶための「木馬道」がつけられたことにより、ようやくアプローチが可能になった

林道から遠めに眺めるのがいいのかもです

上から3段目の一番大きな滝は落差が80mあり、その後も小刻みに滝と滝壺が連続している

第59回山耀会で、滝見台(2013年8月24日)へ皆さんをご案内している(山彦耀ブログ:2013年9月7日~12日に連載しています)

※2012年5月7日~14日のブログも是非ご覧ください

昭和36年、池原ダムを造る際に木馬道は水没、代わりに今の林道が崖の中腹に設けられた

最初、10年ほど前に来た時、コバルトグリーンの前鬼川に魅了された

かっては、藪をかき分けて道なき道を行くか、前鬼川沿いに遡るか、あるいは淵を泳ぎながら前鬼の里から降りてくるしか、辿り着くことができなかった

 

さらに進み、トンネルを潜ると正面に釈迦ケ岳が見えてきます

修行者は「神に呼ばれ」さえすれば、人跡未踏の険しい山河に喜んで足を踏み入れてきたのです

ズームアップ

山は見る方向によって姿が違う

最上段の滝の上には浅く広々としたテラスのような美しい淵が広がっており、そのほとりは素晴らしい「瞑想の場」であるといわれている

林道は車幅いっぱいのところもあるので油断できません

小仲坊の五鬼助さんも、通いなれた道だけど夜は怖いとおっしゃられていました

雨の日や、雨後は通らないのが無難です

滝下の河原で三日三晩、四日四晩「座禅」を続けると「天の妙音」が谷に響き渡ったとの話もある