変わる覚悟を持て

奈良県の今年3月卒業の就職率は、大学生98.0%、高校生98.1%。景気の回復基調による企業の採用意欲の高さをうかがえる

ツツジの花園をあとに水越峠へ向かう

階段を登ったところに大和三山を見下ろせる展望所がある

左奥から、耳成山、畝傍山、天香具山、甘樫丘

一方で県内企業の人手不足は深刻化している

今春の調査では正社員の人材が不足していると答えた企業は全体で70.3%で、前回調査を12.8ポイント上回った

ツツジが終わるとここが一番のスポットかもです

特に、製造業が75.2%で前回比22.5%増と、将来の企業存続すら懸念される状況だ

仙人になったような気分を味わう

中小企業でも人材を確保し離職者もほとんどいない中小企業も存在する

北向きに咲くツツジは満開でした

そこでは効率のいい働き方の構築や、従業員への自社情報を積極公開して経営者との距離を縮め、事業への参画さえ促すといった中小ならではの働きやすい職場への体質改善が図られている

吸い込まれていきます

逆に言えば経営者の考えが時流に乗れず、非効率な職場環境のまま従業員を二の次にして至り、人材育成や地域に愛されているなどの他社より優れたアピール点のない企業は危うい

花に魅せられて

生産年齢の減少で、人材争奪は今後さらに激化が予想される

モミジのよう(#^.^#)

人材確保が進まず、離職率が高いなら、自社の状況を客観的に見直して原因の根を早急に突き止め、まだ間に合う部分であれば県や国の機関の知恵を借りてでも改善するしかない

ズームアップ

大手企業は人材確保のため、賃上げを含む多様な働きやすさへの施策を導入し、不足を高校生にも求めるようになっている

14:57分、ダイヤモンドトレールに戻り下山開始です

人材確保に苦慮する中小、零細があきらめ、動かぬままでは、そこで終わるか、実績を残す先行企業との差が広がるばかりだろう

左手には山ツツジが咲き誇る

覚悟を持って会社の在り方までも再考し、変わっていくべきではないか

急坂、下りで良かった

もちろん先行企業でも、従業員との良好な関係や優良な職場環境保ちながら常に学ぶ

最後尾を待ちます

さらに上を求める動きが滞るなら、明るい未来は見通せない

隊列を整えて階段を下ります

青文字は、奈良新聞「金曜時評」より