けふもまたこころの鉦をうち鳴らしつつあくがれて行く

晩年(とは言っても43歳没)、東京から沼津市に居を移した。富士を望む千本松原にほど近い

力強い足取り手取りのKrさん

山深いところで育った人だから、海への憧れが強かったのでしょう。自然への思いは深く、行政が松の伐採計画を打ち出したときには先頭に立って反対しました

お母さんをリードするSちゃん

歌誌発行の経費を賄うために、自分の歌を揮毫する旅に出た

Myさんのザックを担ぐYh氏

皆助け合いです

先々では当然酒を飲む。さすがに体はむしばまれた。破滅型といううのではないが、牧水の人生には自らの命と引き換えに歌を残したという印象がある

スリングとそりをザックに装着するKh氏

牧水の文学は『あくがれの文学』。あくがれとは、心がここならぬ場所へさまよいだしていくという意味です

ひときわ目立つ色彩のNo氏

有限の存在である人間が果てしなく何かを追い求めていくのが人生

最年長者のMyさん

傷つくことや挫折を恐れず対象にぶつかっていく態度を、私たちは牧水から学びたいですね

ゆっくりマイペースで登ることが大切

牧水が「寂しさ」と呼んだのは、やむことのない「あくがれ」だったあのか

もう一息です!

だとすれば、彼がしょんぼりと歩いたわけがない

急坂を登り終えたところで立ち休憩

さっそうとし足取りで、前へ前へと突き進んだはずだ

史蹟「金剛山」の石柱

けふもまた心の鉦をうち鳴らしつつ鳴らしつつあくがれて行く

樹氷のトンネルが続きます

青文字は、日経「文学探訪」・文化部 干場達矢より