5000万円新薬

投与1回、がん患者8割で効果。免疫細胞を加工

砥石山314m

ヒトの免疫細胞の一つであるT細胞を取り出して遺伝的に加工し、がんに対する攻撃力を高めた上で患者の体に戻す、という手法だ。薬というよりは治療法の色彩が濃いが、各社は医薬品として販売する考えだ

時間の関係で割愛しました

医薬品世界2位のノバルティス(スイス)が世界初の薬「キムリア」を米国で発売

菖蒲谷池を焦がすモミジ

キムリアは小児・若年者の急性リンパ性白血病患者の8割で効果を示した

見惚れますね

小野薬品のがん免疫薬「オブジーボ」でさえも2~3割とされるなか、驚異的な治療成績と言える。しかも投与はたったの1回で済む

綺麗なものを見ると笑顔がこぼれます

キムリアの1回の治療に5300万円かかる。米製薬大手のギリアドが10月下旬に米国で承認を得た大細胞型B細胞リンパ腫の成人患者向け治療薬「イエスカルタ」は約4200万円に設定された

マイカメラで収めます

順当にいけば、今後1~2年で日本でも承認されてもおかしくないが、障害となるのが日本の薬価制度だ

1日中、紅葉の下で釣りに興じるのもいいですね

オブジーボの場合、当初患者一人当たり年間3500万円かかる薬価がついた。保険財政を揺るがしかねないとして既存ルールを除外した督励が適用され、2017年はじめに薬価が半額に引き下げられた

今年一番のモミジです

日本では、薬価は国が決め、企業は値付けに関与できない。使われた薬剤費は一部の自己負担分を除き、大部分が医療保険でカバーされる

思わずポーズ

「現在の価格でも費用対効果は高い」。ノバルティスの次期最高責任者(CEO)はこう語った

湖面を照らす

がん細胞を強力に攻撃するように遺伝子を改変した免疫細胞

ガンを撲滅する可能性があるとして、世界中の製薬会社がこれを応用した新薬開発にしのぎを削っている

重ねモミジ

ただこの新技術、壊すのはがんだけではない。日本の薬価制度や製薬会社の研究体制をも揺さぶる破壊力を秘めている

湖面に映る影も乙なものですね

青文字は、11月4日付日経夕刊より