生駒の火祭り(奈良県指定無形文化財)
往駒大社は生駒谷17郷の氏神として鎮座し、大神神社、石上神宮と同様に神奈備(生駒山)を御神体としている
仕事帰りに立ち寄りました
毎年10月体育の日の前日(今年は8日)に開催される行事です
4人ずつのベンズリ(弁随)により、古式豊かに儀式が執り行われます(神職より強い権限を持ち、機嫌を損ねると祭りはできないという)

本祭では、各宮座のあった地域を北座・南座に分け、両方の座から1名ずつ選ばれた本火(火取り役)が、神火の点った火松明を火出し役から同時に渡され、肩に担げて高座の前の石段を一気に駆け下り、どちらが早く降りるかを競う、勇ましい行事です
鎮守の森のツブラジイは奈良県指定の天然記念物
古くから火の神として尊ばれ、歴代天皇の大嘗祭に用いられる火きり木を献上してきた。御輿の渡御、神楽、火取りなどが行われます
御神輿は4基
この祭りの起源は遠く天武朝までさかのぼると言われている
拝殿前の神杉(落雷に耐え生き続けている)
往駒大社の由来:貞観元年(859)『延喜式神名帳』に、往駒坐伊古麻都比古神、として名を連ねる神社になったと紹介されています
御祭神は、往駒坐伊古麻都比古神(産土の男神)、往駒坐伊古麻都比賣神(産土の女神)ほか五柱で、境内には摂末社20社が合祀されている
子供御輿も6基参加
広さ3㏊の鎮守の森には、ツブラジイを中心とする照葉樹林帯が広がり、奈良県の天然記念物に指定されている
松明に点燈する神火が拝殿の石段を下りてきた
神社の宝物では「生駒曼荼羅図」が奈良国立博物館に保管されている
擦る杵とそれを受ける臼から火は生まれる
祝詞が奏上され、祈願木がくべられる
火を燧り出す男女一対の木の神とは、火燧杵と火燧臼のことなのであろう
御神火
神前でようやく与えられた火は一刻も早く取り出して守らねばならない
神楽殿では大太鼓をはじめ和太鼓、笛が奏上されます
男女一対の神は「火燧木神」と呼ばれ、火燧木は波波迦(ははか)と」いい、今日の上溝桜(うわずみさくら)にあたる
奉納された高張提灯
この祭りは神前から<火を取り出す>ことが最大の特色である
祭りの人出
露店の賑わい
荒々しい秋祭り、神の火から人の火へ、他に例を見ないという「火取りの行事」
奈良の伝統行事参照











