三国志の魅力・・・③

一人一人の志が輝く時代へ

劉備・関羽・張飛の兄弟のような強い絆に涙するのもいい

唐松山頂山荘

三国志マニアは「君は趙雲タイプ」よいうような言い方をしますが、今も昔も人々は三国志に登場する人物に自分の生き方を投影させて読み、自らの生き方を見つめなおしてきました

四方八方に尾根が伸びているところから名付けられた

三国志は読む人に「何のために生きるのか」「何のための人生か」と問いかけるのです

剱岳

登る山ではなく眺め拝む山であった

時代を超えて人々を魅了する理由が、ここにあるのではないでしょうか

唐松山頂への稜線

共感する生き様は、人はもちろん、時代や国によって異なります。中国では毛沢東が曹操を新しいことに挑戦する理想像として取り上げましたから、「何もしない」「成功もしない」劉備は評判が悪い

小屋の背後にあるピーク

ちなみに、赤壁の戦いに焦点を当てた映画「レッドクリフ」を大ヒットさせた監督のジョン・ウーは、周瑜と魯粛の生き方を高く評価しています

黒部峡谷から湧きあがる雲

韓国やタイは趙雲の人気が高い。アメリカでは、三国志は人気がないようです

小屋前で談笑するひと時

現在の日本は、志を実現する生き方や信念を貫く生き方は、あまりはやらない時代なのかもしれません

小屋玄関前

勧善懲悪、判官びいきの人が少なくなってきているように感じます

山頂への稜線

とはいえ、いつの時代も、どんな団体や組織も「人材」で決まります

劔岳

2011年10月、裏劔、三の窓、池ノ平山を歩き、「劔岳・魂の記」を書いた

三国志の時代は変革期。明治維新もそうですが、人材がどんどん動いた時代です

崇高な山容

今の日本は流動性が少ないので、志を持ちにくいのかもしれませんが、時代は変わります

テント場

一人一人が志を持ち、「志を実現する時代」「人材が生き生きと活躍する時代」をつくりたいと思います

あの先に故郷の能登半島がある

青文字は、聖教新聞「三国志の魅力」、早稲田大学文学学術院教授・渡邉義浩さんに聞くより