妙音(みょうおん)

至る所に満ち満ちている観音様のお声のことで「観音経」に「妙音観世音」とある

8月27日12:35分、唐松岳頂上山荘

山を歩くと山の音、大樹を仰ぐと大樹の声。これを説明することはできません

唐松岳山頂への登山ルート

聞く耳を持つ人にのみ聞こえてくる音だからです

立山連峰

「タラの木というやつはナタで切ると枯れてしまう」「そうだ。ノコギリで伐ると十倍に増える」

木の声が聞こえている人の会話です

白馬鑓ケ岳

唐松沢にかかる雲海

タラの木は仲間をナタで伐られるとショックで根が枯れてしまい、ノコギリで伐られると根の方に芽吹く準備が始まる

早朝に登った五竜岳

自然はすべてそういう応えを持っています

なだらかな登りです

師が弟子を、親が子を叱る時も、相手を枯らしてしまってはならないのでしょうね

白馬三山への稜線

人間の苦しみ、悲しみ、切なさなど、よく理解してくれる人の言葉はやさしいものです

唐松岳山頂山荘

観音様はそのやさしさの象徴です

ズームアップ

よく見、よく知り、よく聞こえてくる人でありたいものですね

八方尾根の始まり

青文字は、「禅の友・禅の言葉」・酒井大岳より

残雪が紋様となった白馬鑓ケ岳