深田久弥著「日本百名山・五竜岳」

その餓鬼谷の右岸の2128m峰に餓鬼山の名がついているが、これは持っていき所のなくなった古来の名称を、この一峰に与えたものであろう

眼下は大町市か?

燕岳の北にも餓鬼岳があるが、これは全く別である

東方、虫倉山・聖山の向こうは長野市

手前は遠見尾根

五竜岳の北の不帰、南の鹿島槍、それらの東面の岸壁は、近年岩登りの試練場として注目を集めているが、それに比して五竜の東面が案外見逃されているのは、ここにクライマーを魅惑するに足る岸壁が欠けているからであろうか

虫倉山1378mか?

直接この山に登るには、信州の神城から遠見尾根を経て白岳に達し、そこから山頂に向かう

稜線がはっきり見えた

越中側からは餓鬼谷上流の大黒銅山跡から登る

15:43分、小屋前の気温18.3度

このルートは昔の登山者に選ばれたものだが、今はほとんど採用する人がないようである

五竜岳山頂への稜線

一般に五竜岳だけに登ろうとする人は少なく、多くは後立山縦走中にこの峰を踏む

夏の空

私が30年前初めて五竜岳の頂上に立ったのも、やはり縦走の途次であった

雲が常に取りついている

現在縦走路は五竜の頂上を敬遠して信州側をからんでいるが、一足労をわずらわして是非この雄偉な峰の上に立つべきであろう

この山頂に立ててよかった

明日朝、山頂を目指すが、天気予報は晴れです

日の出は5:02分ですが、朝食の時間と重なっています

青文字は、深田久弥著「日本百名山」より