はぐれぐもひとつ青い空潮騒寂し

晴れの日も、曇りの日も、雨の日も、どんな時も浮浪雲がいた

ビッグコミックオリジナル「浮浪雲」の連載が終わる。存在を知ってからは毎回というか、大抵買い求めた

連載期間44年、通算1039話、読む者の心を突き刺す、多くの“ことば”をのこしてきた

売り切れで、ビッグコミックをを置いている喫茶店で読んだこともかなりある

伊集院静:若い頃何度、浮浪雲の旦那のようになりたいと思ったことか。「あちきと遊ばない?」と言って女の子を誘っても振られてばかりだった。浮浪雲の主人公は夢のまた夢であった。それがなんとも良かったのだろう

浮世の生き方とは180℃違う日常を描いた傑作だ

「残念ながら、おめぇに才覚なんてないんです。才覚のないやつは、馬鹿でいることを頑張んなさい」

浮浪雲は韜晦&含羞を備えた哲人

才能や地位、お金に頼らなくても飄々と生きれる。拘らず、蔑まず、媚びず、勇まず、格好つけず・・・、女性に人気がある。肝心な場面で発する一言、めったに見せない剣術が素晴らしい!馬鹿なのか賢いのか、見分けさせないところがさらに素晴らしい!!

「そうだ、お前はもっと喜怒哀楽をハッキリさせろ」

ゴンドラを降りるとお花畑が広がった

「浮浪雲」はよ、はじめは“うかれぐも”だったんだよ。でも、勢いが足りねーっつんで、当時の編集長が“はぐれぐも”にしたんだよ」

アルプス展望リフトがあるが、お花畑を歩きます

「最初はもっと過激な時代モノを期待されてたみたいでね、“こんな漫画、発注してねーぞ”なんて、担当が編集長に怒られたりしてたんだ」

ここから五竜岳山頂まで標高差1300mを登ります

「上を見上げたって、ネタはありましぇん。下ばかり見て、ゴミやチリを拾うように毎日必死になってネタを探してるんだよ」

何て花でしょうか?分かる方教えて下さいませんか!

「おめぇみてぇ~に上を向いて笑ってばかりの奴には一生わかりゃしねぇよ」

リフトは3本

「おめぇみたいな岡っ引きの来るところじゃねぇ」

新入社員で担当になった私に、毎日のようにおっしゃった言葉。自分の意見のない者は、来るなという意味です

左端の三角錐は大黒岳、右は唐松岳

「おめえは女が好きなんじゃねえ、セックスが好きなだけだ」、どこが違うのか、まだ分かりません、先生

五竜岳2814mと白岳2541m

青文字は、ジョージ秋山「浮浪雲」1039回最終号より

木道を歩きます