企業改革への挑戦
低収益企業が蔓延する状態を脱するには、取締役会の活性化と共に、役職員に自立心ある起業家精神を植え付けるしかない。企業改革に向けた挑戦は、これからが本番だ
7月8日午後、飛鳥川に架かる今井町蘇武橋のたもとに聳えたつエノキ巨樹を見に立ち寄った
巨木は縁起が良いと言われていて、神社や村の入り口などによく見かけられます
さて、樹齢何年経っているでしょうか?
子供の頃、村の共同墓地に大きなエノキがあり、実を取って食べたものです
取締役会では持続的に企業価値を高める本質論に時間が割かれる必要がある。長期的に企業価値を高めてきたか、高めていないのであれば何が原因か、取締役会は総括し改善シナリオを執行に求めなければならない
枝振りから樹勢衰えていないことがうかがえますが支柱が添えられています
もう一つは起業家精神の欠如である。6月は経営陣の就任・退任挨拶状が届くが、驚くことに退任挨拶状には例外なく「大過なく過ごさせていただいた」と表されている
幹は大地を掴むように力強い
日本人独特の美徳表現とはいえ、大過なく過ごすことを期待して経営者を信任した投資家はいない
だが、裏に回ってみると空洞になっている
大きな風が吹いたらひとたまりもない
自ら切り開く気概を持った起業家精神に投資家は期待したはずだ
樹齢は400年を超えると呼ばれているので、宇陀の又兵衛桜と同じ1600年前後のものと思われる
今井町の歴史や暮らしぶりを見守ってきたのでしょう
さらに、最近では社員一人ひとりの自立心の欠如が拍車をかける
重要伝統的建造物群保存地区北東角
主だった大学では自宅通学者が多くを占めるが世界の主要大学で学生が自宅から通学する事例はあまり聞かれない
入口を入ってすぐ観光情報館があります
一般論であるが、親と離れて生活した経験のない学生に自立心は育ちにくい。こうした依存体質学生が数多く採用されている
町家を改造して造られたのでしょうか、杉の香りが漂っています。写真やガイドブック、パンフなどが展示されてあります
先進国最低とされる企業の収益力再生にある。その象徴が株価の長期低迷だ。日経平均株価は2万円前後にあるが概ね30年前の水準だ
職員さんの応対も爽やかでした
この不都合な事実に目を背けてはならない。長期低迷の要因は多岐にわたるが、多くの企業で資本コストを上回る利益を上げていないことが多い
道標
よく指摘される低収益の要因は、どの分野にも数多くの企業がひしめく供給過剰体質にあること、赤字になるまで低収益事業が温存される習性があること、独自性ある商品・サービスの提供が少なく価格競争に陥りやすいこと、などである
今井町へ入る鉄橋から畝傍山が見えました
加えて、取締役会のあり方や企業役職員の気概といった難題もある
帰りに名物だんご庄に立ち寄りました
青文字は、日経「大機小機」より











