磐梯式噴火

明治21年(1888)7月15日に噴火した磐梯山

長く活動を休止して火口道が閉じられていた火山が水蒸気爆発で、マグマから直接由来した赤熱した溶岩などは全く噴出せず、ただ水蒸気を主とする火山ガスと、火口道を満たしていたり、山体を構成していた古い火山岩の破片だけが放出される

ブナに霧

噴出した水蒸気もその大部分は地下水が加熱されてできたもので、マグマから直接由来したものは少ないと考えている人もいる

ボォー、上空を風が音を立てて通り過ぎる

1888年の爆発の際は爆発つ前兆ういうものは前日と噴火の30分前にわずかな地震があったのみで突然爆発を起こし2時間ほどの間に15~20回の爆発を繰り返して平静に戻った

ヤシオツツジ

この爆発の際に火山帯北側の小磐梯山が崩壊し、山体を構成していた物質が、泥流となって山麓に転落したために多大な被害が起こった

下山者との交差

またこのような山体の崩壊が伴ったために、この種の爆発によって生ずるものとしては例外的に大きな、径2kmに及ぶ爆発カルデラが生じた

オオカメノキ

これは磐梯山噴火の場合に起こった特別な例で、一般にこのような水蒸気爆発のみではこのように大型な爆裂火口は生じないとされている

ミネザクラ

このような磐梯山式の水蒸気爆発の他の例としては、アレウトのアララト火山の1840年の噴火などがある

泥濘

長靴で長い竹杖で登る地元の御仁

11:00分、弘法清水分岐を左・お花畑へ向かいます

クマの笹原が広がります

ミネザクラ、霧雨で花弁が垂れている

寒さに震えているようでした

青文字は、1972年発行・平凡社「世界大百科事典」より