磐梯山は耶麻郡猪苗代湖の北方・磐梯朝日国立公園中にある火山。基盤は花こう岩および第三紀層である
中ノ湯跡にある沼池に咲く芭蕉
西は猫魔ガ岳火山に接し、東と南はすそ野をひくコニーデ型の美しい山容を示す
この辺りから残雪がありました
山体はおもに輝石安山岩からなる成層火山で、山頂には径1.5kmの沼ノ平火口跡がある
ヤシオツツジ
これを囲む火口壁に最高点大磐梯1819m、櫛ケ峰、湯桁山などがある
巨石がゴロゴロ
北側を裏磐梯といい、火口壁の北壁をつくっていた小磐梯山は、明治21年(1888)7月15日に突然起こった水蒸気爆発の際に崩壊し、北方に開く馬蹄型の爆裂火口(直径2km、火口壁の高さ500m、旧山頂から火口底までの高さ670m)を生じた
急登
その際崩壊した山体は容積1213K㎥の泥流となり、時速77kmで北方に流下し、70㎢の地域を覆った
オオカメノキとヤシオツツジ
このため山麓の檜原川、長瀬川などが堰き止められ檜原湖、秋元湖、小野川湖のほか、五色沼など大小100余の湖水ができ、また山麓の村に多大な被害を与えた(死者461名)
谷間から湧きあがるガス
その後も火口壁の崩壊によって泥流発生したことがあるが、赤熱の初生物質を噴出するような噴火活動の記録は歴史時代にはなく、806年(大同1)の爆発も水蒸気爆発であったらしい
断崖がクマザサで隠れている
今は泥流地帯には樹木が茂って惨劇の後をとどめず、標高700m~800mの涼しい磐梯高原と呼ばれる夏のキャンプ村で賑わう仙境と化し、檜原三湖の水は発電用とともに猪苗代湖の調節湖ともなっている
立ち休憩で会話が弾む
表磐梯のすそ野には猪苗代町や押立温泉に好個のスキー場がある
ダケカンバを背景にヤシオツツジの彩り
コケイランでしょうか?
ツボミスミレ?
青文字は、1972年発行・平凡社「世界大百科事典」より











