SPRING“弾けるエネルギー”
3月に入って東大寺修二会の行法が始まった
お待たせしました!4月5日以来の「山の辺の道北側」ブログ再開です
もう一度振り返ったが、T氏は何かに取りつかれたように動く気配がなかった
13日の未明、二月堂下の若狭井から、ご本尊にお供えするお香水が汲み上げられる。この行法が「お水取り」と呼ばれる由縁である
竹林の中を急ぎ先行隊を追いかけた
練行衆の道明かりとして、夜ごと火がともされていたお松明に加え、「お水取り」直前の12日の夜には巨大な籠松明が登場する
T氏も少し遅れて鳥居前に出て来られました
6日、久しぶりに修二会に足を運んだ。幻想的かつ原始的な荒行を目の前で見せてもらった
竜王池(飲み水兼用の農業用溜池だったのでしょうか)
10本の松明が次々と上堂し、勢いよく二月堂の暗い回廊を駆け巡る
土手には野焼きが行われた跡があった
天をも焦がす勢いの炎は、パチパチと弾けながら、埋め尽くす何万もの群衆に火の粉を浴びせかける
12:31分、堰堤の最上部で昼食を取ることにしました
その度に、群衆から地響きのようなどよめきが湧きあがる
道先案内を買って出て下さったS氏、カメラを向けると手を挙げてポーズ
練行衆の下駄の音も、群衆のどよめきも、遠く鐘の音も、燃えたぎる炎の熱気と渦巻く白煙と共に、漆黒の天に昇っていく
メガホンを持つS氏も両手を広げてポーズ
奈良時代に始まり、大火事で伽藍が焼け落ちた時ですら、修二会だけは「不退の行法」として、ただの一度も欠けることなく連綿と今日まで受け継がれてきた
土手を攀じ登ると、手やズボンが煤けていた
1200年以上も続く古都の儀式が放つ圧巻のエネルギーを前に、私たちは胸を昂らせる
この巨大なエネルギーを放つSPRINGが、大和に春を呼んでくる
鳥居や石像がある小高い丘陵を登ります
次の目的地・弘仁寺へ向かいます
ここで、S氏が離班することになり、集合写真を撮りました(中央で会旗を持っているのがS氏。腰痛にも関わらず、前日もハイキングをされたとか)
青文字は、奈良新聞「たおやかな風景」中橋怜子さん原稿(うた語り・声楽家)より












