「考える」営み読み継がれ
14歳からの哲学・・・池田晶子没後10年
報道マンから、大学の講師を務められた博識家のK氏。皆さんの信頼は厚いものがある
君が自分を捨てて、無私の人であるほど、君は個性的な人になる。これは美しい逆説だ。真実だよ
青空に浮かぶ白梅
自分を認めるために他人に認めてもらう必要はない。人は、他人と出会うより先に、まず自分と出会っていないとならないのである
奥に若草山、傘の形をした三笠山(御蓋山)が見えた
水がなければ魚は死ぬ。我々にとって言葉とはそういう存在、したがってそれは「生命」そのものなのですが、人はそうとは思っていない
10:27分、高円山麓にある百毫寺山門に着いた。天智天皇の第7皇子・志貴皇子の山荘跡。天智死後の壬申の乱で皇位は天武系に移ったため、寂しい後半生を送った。死後50年、天武系が絶えたため、六男の草壁王が49代光仁天皇として即位(天智系が復活)。春日宮御宇天皇と追尊される 
たとえば、「悪いことはしてはいけないからしない」、これは道徳であり、「悪いことはしたくないからしない」、これが倫理である
石走る垂水の上のさわらびの萌え出ずる春になるにけるかも・・・万葉歌人
100段以上ある石段を登ります
1つ目の門を潜ります
2007年2月、がんのため46歳で急逝した。アカデミックな世界から距離を置き、専門用語を使わず、日常の言葉で「考える」営みをつづった
参道左手に咲く白梅
どこを開いても何かしらの啓示がある。読む人の目の曇りを晴らす独特の力がある
白壁が剥げ荒壁となるも情緒豊か
世間のしがらみが何もないところで、新しい人を発掘していくことに賛同した
2つ目の門
「哲学エッセー」というジャンルを確立した池田晶子が亡くなって10年。著作は読まれ続け、単行本が絶版にならない珍しい文筆家
梅の香が漂う
遺族と編集者、企業人らでつくるNPOが著作権を管理し、没後も本を刊行したり、新たな表現に挑む人に賞を与えたりして、池田の「考え」を次世代に伝えている
3つ目の門が料金所となっており、時間がないので一言お断りして、T氏に解説をして頂きました
池田さんの肉体がこの世にある時も、消えた後も池田さんの本をずっと読んできて、彼女と一貫して付き合っている気がする
大和平野、矢田丘陵、生駒山系、さらに葛城・金剛山系も一望できました
参道の荒壁やひっそりした境内は心が休まります
中学生の頃に「14歳からの哲学」を読んだ。それまでの自分には「考える」ことが身近になかったので、ガツンと殴られたような衝撃を受けた
椿や萩などの花の寺として知られる古刹
天然記念物の五色椿は境内に入らないと見ることはできません
ベストセラー43万部。いじめが社会問題になると、「14歳からの君へ」が他人に流されない生き方を伝える本として注目された
植え込みに咲く一輪の椿
池田晶子の言葉を金科玉条にせず、批判的に受け止めて新しい表現活動を始める人を、私たちは待っている
重要文化財・閻魔さんの一族が見もの
青文字は、朝日新聞文化・文芸欄より抜粋












