老年栄養学
高齢者の健康維持には「薬より栄養」が世界的な流れ
綿向山の名前の由来は「綿つむぎ」からきている。山麓の蒲生、甲賀、日野地方は昔から養蚕が盛んで、山頂の綿向神社の奥宮「綿.向大明神が祀られている
腎臓病のある高齢者が、若い人と同じようにタンパク質を制限すると、腎臓病が悪化する前に、筋肉が落ちて要介護に陥りやすい。重度の腎臓患者以外は過度な制限はしない
千数百年前、欽明天皇6年(545)、日野地方に土着した出雲族が山頂に祭祀したのが起源らしい
高血圧の高齢者は塩分を控えた方がよいけれど、薄味にし過ぎてご飯がおいしくなくなり、食欲が落ちるようであれば、多少味が濃くても、食べることを優先する
出雲族とは大和に住む弥生時代からの稲作族である
虚弱を防ぐには、筋肉を保つためのたんぱく質を十分摂取することが大切だ。年を取ると、体重が変わらなくても筋肉が脂肪に置き換わっていく。たんぱく質を有効に取り込む能力も衰える
銅鐸を祭祀の用具とする氏族であり、古くは朝鮮半島から出雲経由で、畿内で稲作を始めたという海人系氏族といわれる
75歳以上の高齢者が介護が必要になる要因を分析すると、栄養不足で体が衰える「虚弱(フレイル)」が5割超で、脳卒中などの生活習慣病の3割より多かった
綿向神社の祭神は天穂日命、天夷鳥命、武三熊大人命の三神
健康に良いと思おって中高年と同じような食事制限をすると、栄養不足に陥り、かえって問題が起きることが多い
この綿向山に里人は四季折々に登る。登山道もよく整備されており、急な山腹斜面にかかわらず、ジグザグの電光道は楽に頂上まで導いてくれる
たんぱく質の中でも、肉、魚、肉製品などの動物性たんぱく質が良い。筋力トレーニングを併せて行うと、高齢者でも筋力、筋肉量共に増強できる
綿向山の豊富な資源は麓一帯に、薪炭、キノコ、原木など人々の生活を支えてきた
「青年の塔」と呼ばれる大ケルン」
ビタミンやミネラルの摂取も若い時以上に大切になるので、野菜を意識して食べる。同じおかずばかりだと、ビタミンやミネラルが偏るので様々な食品をとるように心がける。配食サービスを利用するのも良い
関ヶ原の戦い後幕府直轄領に編入された
ステキな笑顔で応えるY&Tさん
歯の治療をしっかり受けて、口から食べられる状態を長く保つ
日野の人々は今も綿向山に敬虔な尊敬を捧げている
飲む薬は必要最低限に抑え、薬を飲んで食欲が落ちた、味が変わったなどと感じるなら医師に相談する
7世紀ごろから山岳信仰として崇拝されてきた
実は、高齢者で最も長生きなのは小太りの人だ。極度の肥満なら炭水化物や脂質の制限が必要だが、逆に一度の食べられる量が減った人は、間食に市販の栄養補助食品などを食べるのもお勧めだという
水無山990m
年を取ったら粗食がいいと考えている高齢者もまだ多い。栄養をきちんと取ることが介護予防につながることを知ってほしい
大嵩神社鳥居
聖人が日に必要な最低限のたんぱく質は、体重1㌔あたり0.09グラムだが、70歳以上だと1グラムと若干増える
ベリーナイス(*^-^*)
活動的な高齢者では1.2~1.5グラム必要になる
山頂にある大嵩神社(馬見岡綿向神社奥宮)
青文字は、読売「くらし欄」より













