生き甲斐を持つことが幸せで長生きの秘訣

地域包括ケアの考え方

毎日の食生活への取り組みが長野県を長寿県にしたわけですが、もう一つ、長野県の高齢者就業率が日本一であることから、生き甲斐を持っていることも長寿の大きな要因だろうと言われています

七色岩の紅葉

岩の上に7種類の植物が自生し、季節に色を変える

私たちが行っている地域包括ケアとは、人々の健康づくりから在宅ケア、死を看取るまで地域で取り組むというものですが、健康づくりをセルフコントロールによって行うように、「自分の人生は自分で決める」よいう考え方を大切にしています

清らかな渓谷に陽が差し、紅葉をいっそう耀かせています

ですから、どんな末期の患者さんでも、最後に家族と日帰り温泉旅行に出かけたいとおっしゃったなら、理学療法士さんなどの専門家のもと、機能訓練を行います

私たちの人生もこのように耀いているでしょうか

すると、それが生きがいとなって、患者さんの顔がいきいきとしてくるのですね

赤く染まる紅葉に歓声があがります

つまり、病気であっても幸せに生きることはできるのです

溪谷沿いの紅葉はこれから下旬にかけて見頃を迎えます

人間は弱いようで強い。なかには、死期が迫りつつも、誰かに何かをしてあげたいという気持ちを抱く人もいて、科学的にもそうした感情が起こる際にはオキシトシンよいう、人を元気にさせてくれる幸せホルモンが分泌されることが分かっています

赤目48滝は太古の火山活動が創り出した圧倒的な渓谷美を見せてくれました

今、日本は2025年問題に直面しています

かって忍者が修行した赤目48滝

団塊の世代が後期高齢者の年齢に達する2025年には、医療費の財源、医療介護施設、医療介護従事者のすべてが不足し、介護難民が多数生まれるだろうといわれています

古来より霊地として修行し、あるいは参拝する滝でした

そこで今、こうした地域包括ケアシステムに注目が集まっているのです

火山活動が創り出した巨岩

日々の食事を大切にし、みんなで健康づくりに取り組み、困っている人には手を差し伸べ、生きる目標をもつ

山をひとつ越えた竜口という里には、伊賀流忍者の開祖・百地三太夫の生家があります

このとても温かいシステムが、これからの日本中に広がっていくことを期待しています

戦国時代に活躍し、織田信長とも死闘を繰り広げた百地三太夫は、ここ赤目48滝を修行の場とし、多くの忍者を輩出しました

青文字は、読売新聞夕刊広告特集「幸せで、健康で、長生きの秘訣」・・・鎌田實氏の基調講演より

幾重にも滝が連なる起伏に富んだ険しい地形は、まさに格好の修行場でした