觸處生涯分足末嫌伎儞不如入

上記、中川一政書が展示されています

訳:禅語で、自分自身の境遇の上にしっかり落ち着くことこそ最高の満足を得ることである

技量が劣っているなど卑屈になることはない

9月24日、神戸市東灘区にある香雪美術館「没後25周年・中川一政展」を鑑賞しました

中川一政は、東京生まれの洋画家、美術家、油彩、岩彩、歌人、随筆家、水墨画、版画、陶芸、和歌、随筆、書と多彩

両親は石川県生まれで、母の故郷・白山市には中川一政記念美術館がある

家が貧しくて学校に行けず、独学、独特の作風で知られる。自ら「在野派」と称した

洒脱な文章でも知られています

油彩の代表作はデビュー作品の酒蔵、薔薇、駒ケ岳、向日葵など

習え上手は下手に(世阿弥の書もありました)

紙本彩色では、向田邦子「あ・うん」、世阿弥「習え上手は下手に」

若き日は馬上に過ぎぬ

残る世を楽しまむと云ひし伊達の政宗あはれ(1961年宮中歌会で)

人には目がある、但し目があるから見えるといふものでなし

弓弦羽神社椋木(ムクノキ)樹齢350年

樹高16m、胸高周囲4.3m

 

感動は物指しでははかれない

芸術の世界に物指しは要らない

樹勢は大きな枝枯れもなく良好で

今後も成長していくものと思われる

上手でも下手でも字を生かす道は一つである

筆端に気力を集中するというただ一つのことである

忠魂之碑

良い字はいつも見なければいけない

見るだけで目で触っているのだ

こうして目が進む、目が進めば手もついてくる

拝殿

御祭神は、那智本宮、熊野本宮、速玉本宮の三柱にして合わせて熊野三所権現と称え奉る

画の勝負は美しいとか醜いとかいうものでない

か、死んでいるかの問題だ

深田池公園

学校は技術を教える

教えられることには限界がある

大切なことは教えられない

旧乾邸

乾汽船創業者の邸宅

感動とは腹の虫が動くのである

神戸市指定文化財

私の考える美術とは

とにかく生きて脈うっていなければならぬ

鼓動がうっていなければならぬ

白鶴美術館

もしわれや死んでゐないかしんぶんの死亡広告みる時があり(90歳のとき)

97歳と長命であったが、晩年まで創作活動を続けた。絶筆は好んでで描いたバラ

バラを題材にした作品は判明しているだけで800点を超える

天壌無窮

天地と共に永遠に極まりなく続くさま

会場には97歳の時の書「正念場」が展示されてありました

私のアトリエは世界一広いと言い放ち、ひたすら野外で描き続けました

80代~90台にになっても描き続け

100号の大作「駒ヶ岳」にも挑戦している

白嘉納家7代目治兵衛の収集品を展示するため昭和6年に設立された

石川県白山市松任「中川一政美術館」には、画伯から寄贈された作品、「薔薇」、「向日葵」、「駒ヶ岳」などの絵画をはじめ、書や陶器などが展示されている

豆腐、ゆば、ひろうすを買い求めました

心の太鼓が鳴りわたる