秋雨の葛城越えて白雲のただよふもとの紀ノ國を見る・・・牧水
牧水が23歳の時に、和泉山脈を越え葛城山に着き詠んだ句。生憎天気は雨だったようです
5月29日、山頂直下「紀泉高原スカイライン」駐車場から南方向の眺望
海抜858mで西に、和泉平野を眼下に、大阪湾、六甲山系さらには淡路島、四国の峰々を眺望することが出来ます
葛城神社鳥居
東には、紀ノ川、龍門山さらには高野山が望まれます
今から1300年前、一言主命が山頂をきわめられて以来、雄略天皇が狩猟され、その後、修験の祖・役行者が修験道場として修行すること30年、神示により霊術を体得したと伝えられています
山頂付近8haにはブナが群生しており、大正12年3月7日に国の天然記念物に指定されている
マザーツリーともいえる巨樹
残念ながら字を刻んだ跡が残っています
山頂にある八大龍王社
伝説によれば、岸和田藩主・岡部氏が狩猟に来た時に白鹿を射殺すると、たちまち雷が鳴り豪雨となった。そこで藩主は巨石で社殿を造り、葛城一言主命・八大龍王を祀って山を鎮めたと言われている
葛城神社・石宝殿附玉垣
以来5ケ庄(塔原・相川・河合・蕎原・小積)の郷社とされ、特に雨の神として信仰されてきました
登山記念絵馬
皆様、作って頂けませんか!!
日本列島のブナは標高1000m以下ではほとんど見ることはできません
月平均気温が6~13の涼しい地域で生育し、中部から東北地方の日本海側に分布しています
和泉葛城山では650m付近から見ることが出来、生育の南限と言われています
小生の故郷の山・高洲山・宝立山・岩倉山などにも群生しています
大正時代には30cm以上のブナが1800本ありましたが平成2年の調査では180本と一割に減っています
大阪府は周辺部の森林50haを買い取り、将来的にブナ林となるよう苗木の植栽の整備を進めています



