忘れまじ悲しみこらえ花は咲く・・・奈良新聞俳壇より
上千本・花見台より(4月10日)


窓開き書籍に入れる春の風
カップルさんが目立ちました


枝を垂れ瀬音聞き入る桜かな

桜も人も喜んでいる


朧月西空あかり街あかり


桜咲く満開もよし五分もよし


春霞吉野の山が浮き上がる


遠足のような吟行花曇り
蔵王堂の煙は花供千本搗き女人採灯大護摩供のもの 。全国から集められたお米を、たくさんの杵でお餅に搗くことから「千本搗き」の名前がつきました。搗きあげられたお餅は、花供殲法会で本尊蔵王権現に供えられた後、参拝者に撒かれます。


日ごと夜ごと咲くを待たれる花であり


散り桜が最後の命をきらめかす


朝参り願いかなえて春日さす


たまゆらに湖水光りて春爛漫


風に酔うなずなの花の泡立てり
宮滝・如意輪寺への道
宮滝遺跡は持統天皇(690~697)が31回行幸されたといわれる吉野離宮跡です


揚雲雀声の彼方の青無限


早春の畑は野鳥のレストラン
宮滝温泉でよく使わせて頂いているのが旅館「まつや」です
料理よし、風呂よし、眺めよし、加えて接待よし


日和よし桜の花もほころびて


色文字は奈良新聞俳壇より
吉野桜ウォークは4月10日より30日まで、21回連載です