第16番・末吉
のどけしと見えしうなばら風たちて小舟危うき沖つ白波
5日、奈良で仕事を終え駅に向かう途中(高天交差点南50m)にある漢國(かんごう)神社に立ち寄りました
小舟が俄かの嵐に遭うように思いがけないことで災い起こる恐れがあります。決して色に溺れ不義の行いをしないで一心に辛抱するがよいです。小さい処に注意なさい
祭神三座
園神 大物主命
韓神 大己貴命(おおむなちのみこと)少彦名命(すくなひこなのみこと)

願事:些かのことから誤り思う事、破れる恐れあり
待人:さわりあり来ず
推古天皇元年2月3日(今から1400年前)大神君白堤(おおみわのきみしらつつみ)が園神の神霊を祭ったことに始まる

失物:出にくい
商売:思いがけない損あり
その後、元正天皇の養老元年11月28日、藤原不比等が韓神(からかみ)の二座を相殿として祀った。古くは春日率川(いさかわ)坂岡社と称しました

学問:自己の甘えを捨て全力を尽くせ
相場:損をする用心せよ
清和天皇の貞観元年1月27日、平安城宮内省に当社の御祭神を勧請して皇室の御守護神とした

転居:見合わせてよろし
病気:信心第一なおる
縁談:他人の無駄口より口舌起こる、何も言うな
旅行:災いなし、騒ぐな
さすがの幸村も、仕事中の桶の中に隠れているとは気が付かず、行き過ぎたので、家康は九死に一生を得た。翌日、漢國神社にお礼参りをされた時、御召鎧(茶糸威胴丸具足)を奉納した

神社の境内に林(リン)神社という、日本で初めて饅頭を売り出した林浄因をお祀りした社がある。林浄因は、1350年に元から帰国した龍山徳見禅師に伴われて来日した

林浄因は奈良に居を定め、中国のマントウにヒントを得て「饅頭」を作り始めた。肉や脂が入ったものは仏さまにお供えできないので、小豆を煮詰めて甘葛と塩で味を調えたものを、小麦粉で作った皮に包んで蒸しあげた

後村上天皇に饅頭を献上すると天皇の御意にかない、宮中に召され官女を賜ったという。その結婚式の時、紅白の饅頭を各所に配り、その一組を、子孫繁栄を願って丸い石の下に埋めたのが、林神社の「饅頭塚」だという


