探梅のわれにそそげるひかりかな・・・日経俳壇より
練行衆導く光
2月29日、練行衆11人が本行で寝泊まりする二月堂下の参籠宿所に入り、1日からの本行に備えた
 大和路に春を告げる東大寺二月堂の修二会は、本来は国家の安泰や人々の幸せを願う法会
 始まりは1日午前1時頃、授戒の儀式が静かに営まれる
 「小綱(しょうこ)の房、小綱の房、大膳殿の出仕なら鐘をつきやれ、鐘をつきやれ」の合図で「小綱」が鐘を撞く
 黒麻の法衣に身を包んだ練行衆は参籠宿所横に整列し、暗闇の食堂(じきどう)に入る
 和上の筒井寛昭別当が不殺、不淫など八斎戒を一つ一つ読み上げて
 「よく保つや否や」と問うと、練行衆は「よく保つ、よく保つ、よくたもぉ~つ」と独自の節回しで返答
 行中の戒めを心に刻む
 授戒は松明一本の明りを頼りに行われ、外から見ることはできない
 お松明の開始は、12日は19:30から、14日は18時半から
 東大寺の中門を一礼して外に出ました
 今年も安らかな一年でありますように、お祈りいたしました