ひとみなに護られていま観る櫻・・・日経俳壇より
金剛峰寺は、弘法大師が金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経の深意にもとづいて名づけられた高野山の総称でしたが、現在は高野山弘法大師御廟を信仰の中心として結成された高野山真言宗三千六百ヶ寺、信徒1千万の総本山の名称
 
金堂は度重なる災禍により幾度も消失し、その都度再建されていますが、これまでに金堂のご本尊・薬師如来(阿閦如来)が御開帳されたという記録は残っておりません

 
明治時代には文化財調査という名目で再三の開扉要求がありましたが、その扉が開かれることはありませんでした
 
この度の御開帳は1200年という長い高野山の歴史の中で、まさに歴史的瞬間です 

 金剛峰寺持仏間に安置されるご本尊「弘法大師坐像」は平成十一年に行われた平成の大修理落慶大法会の際に御開帳されて以来、16年ぶりに御開帳されました
大法会:空海が道場を開いた年と亡くなった年を起点に、それぞれ50年おきに大法会が行われます
前回の1150年大法会では、期間中に47万人が訪れた

  天和元年(1681)、検校文啓の指示で大師尊像が彫刻され、持仏間安置されました
 持仏間にはご本尊等の仏像の他に金剛峰寺の住職である歴代座主の位牌が安置され、欠かさず日々の勤行が行われています
 4月8日には、釈迦の誕生日に合わせた仏生会が開かれた
5月9日には、空海命日の法要「御影供」が開かれます

  高野山に泊まる:宿坊は僧侶たちが日々修行を行う場でありながら、訪れた人をもてなそうと心を尽くす名宿がたくさんあります
料理人による京懐石さながらの精進料理で楽しませてくれる宿坊や、国宝建築が静かに佇む庭園風景に心洗われる

  贅沢な温泉や心地よい客室に心も体も癒される宿坊
ここでさらに女性3人が離班しました
笑顔で別れました

  大自然と共に静謐な闇夜に眠り、透明な空気に包まれる早朝には本堂での勤行に参加できる
 宿坊によっては、弘法大師の教えや高野山の伝統を知る写経や写仏、阿字観なども体験できる
山上の聖地で過ごす一夜は新たな高野山の姿を教えてくれます
※阿字観:阿は密教の本尊大日如来=大宇宙を表します。宇宙と自分自身が一つになるように瞑想します
発心があれば他者も自分と同じく愛することが出来る