花冷えやひさしく母の手に触れず・・・日経俳壇より

民家の石垣に咲く花、イワカガミかな、ちょっと違うかな、葉の形はそうだけど・・・
幽地とは、見えない力が凝縮してこもっている場所
弘法大師は長年、嶮しい紀伊山地を山岳修行される中で、この標高850mの山上に大きな盆地があることを知っておられた
牧場のような草原を横切りました そして実際に足を踏み入れて、圧倒的な大自然の力を感じられたのでしょう
ひとりの人間として、弘法大師の情緒人格が選んだ特別場所です
でも牛や羊は見当たりません、萱を育てているのかも大師は終始一貫して、人々を助けたいという願いを持たれています
そのためにはどうしたらよいか?と考え真言密教に辿りつかれた
中の橋霊園付近に奥の院への標識がありました人間として寿命は避けることは出来ませんが、永遠に人々を救済したい、そんな思いから御入定されました
真言密教の目的は、この身このままで仏になる即身成仏
弘法大師は常に我々の傍にいて下さるという同行二人信仰が合わさり、高野山の弘法大師信仰が出来たのです
形の揃った石畳です弘法大師がおっしゃった究極の聖地・高野山を訪れる、ただそれだけで感じられるものがある
湿地に苔が生えています風や木々のささやき、川のせせらぎ、それぞれが大日如来の声であり、お大師様の声
全てが何かを語っていて、耳を傾けることで、自然に感じるものが必ずある場所です
丹後田辺城主・牧野家五輪塔
路傍の石仏
霊場高野山に詣でるには2つの目的があったその一つは永遠の生命と呪力をもった弘法大師の廟に詣でて、その功徳利益を受けること
その2は山岳霊場である高野山に納骨し、もしくは位使を立てて、死者の霊を鎮魂供養することである
金剛峰寺主務総長室長・山口文章氏・永遠の祈りが息づく高野山参考