日は入りて月まだ出でぬたそがれに揚げて照らす法の灯・・・証空上人


講堂(2階建て)には資料が展示されています 
ハリウッド映画「ラストサムライ」も圓教寺でロケが行われました

 

開山堂:証空上人を祀っている
堂内の厨子には上人の御真骨を蔵した等身大の木像が納められている

 

 寛弘4年(1007)、上人の没年に高弟・延照が創建
軒下の四隅に左甚五郎の作と伝えられる力士の彫刻がある

  証空上人の教えに触れようと書写山を訪れた平安時代の女流歌人・和泉式部が
居留守をつかわれた時の無念さを詠った歌
「冥きより冥き道にぞ入りぬべき遥かに照らせ山の端の月」

  弟子から様子を聞いた証空上人は、この歌にひどく感動して急いで一行を呼び戻し、冒頭の歌を返しました
  証空上人には生前より多くの帰依者がいた
花山法皇、嵯峨天皇、後白河法皇、源頼朝ら

  花山法皇勅願の「圓教」と言う寺号には、輪圓具足を教えるという意味がある
円の形は徳において欠けたところがなく、人間として最も成就した状態を象徴しているところから、自己完成の道を教える寺ということになる

  証空上人は、俗事を厭い、栄華や名声に関心がなかったが、都の皇族や貴顕の崇拝が篤かった
  証空と結縁した法皇は、証空の姿に崇高な僧侶本来の姿を見たのでしょう