老いることが
こんなに美しいとは知らなかった
老いることは…
しだれ柳のように
自然に頭の下がること…
(坂村真民が80歳過ぎて読んだ詩)

かって出来ていたことが、出来なくなった自分の弱さを嫌というほど知って
他人に頭を下げる謙虚さを、いつしか身につけるようになりました
このような自分の内部に湧いてくる感謝の念と謙虚さが
もしかすると輝きとなっているのかもしれません
何かを失うということは、別の何かを得ることでもあります
若い頃に出来ていたことが出来なくなる
それは悲しいことだけでは必ずしもなくて
新しい何かを創造してゆくことなのです

今日より若くなる日はありません
今日という日を、私の一番若い日として輝いて生きてゆきましょう
これこそは老人に与えられた一つのチャレンジなのです
(渡辺和子・置かれた場所で咲きなさい)