老驥櫪(ろうきれき)に伏すも志千里にあり

烈士暮年壮心已(ろうしぼねんそうしんや)まず


※老驥:年老いた駿馬。驥は一日に千里を駆ける駿馬

※櫪:くぬぎの木。くぬぎが床下の横木に用いられていたことから、馬小屋を表しています


曹操の歩出夏門行(ほしゅつかもんこう)に出てくる有名な言葉です

老いた駿馬は飼桶につながれていても、千里を走る気持ちに変わりはない

「志のある人は年をとっても、はやる心は抑えられない」、と自分の心境を述べています

曹操は蜀と呉を下して魏の国をつくりました


<読み下し分の意訳>

神亀、命長しといえどもいつかは死ぬる

昇る龍は霧を成し、いつかは土灰

老いたる駿馬、目指すは千里

烈士は暮年、心は逸り已むことなし

命の長短、天命なるか

イヤ違う、体を大事にすれば長生きできる

幸甚なるかや、歌ひて以って志を詠ず