★NHK受信料、老人からタダ取りは許されないぞ !電話が苦手な高齢者は解約できない | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。

静岡県家族信託協会のサイトにこんな記事を書いてみました。

 

★NHK受信料、老人からタダ取りは許されないぞ !解約電話してもテープの声、聞き取れず。死亡した後まで相続人に督促状!!

 

以下、概略です。

 

高齢者は断り電話が苦手です。
だって、どこの通販だって今日日、電話は自動音声。
機械的な自動音声の言葉は、老人になると聞き取れないんです。
父は晩年、いつも首をひねっては電話を途中で切っていました。

テープの音声は一方的。

「プッシュボタン」の番号を指定されても反応できない。

 



解約できない最たるものはNHKの「受信料」です!
自動音声、不必要な長い説明、プッシュボタンの選択を何回か。

ようやくオペレーターへのコールが始まっても延々と待たされる。

「込み合っているから掛け直せ」

「インターネットからも解約できる」

おいおい、それができないから電話してるんだけどね!

 

二重、三重に解約できない仕組みになっている。
父を見ていて、「家族が助けてくれなければ絶対に無理」と思いました。

それで片っ端から、不要な通販を断りまくったことがあります。

 

しかしNHKは手ごわい。ハードルが高い!

父が93歳で亡くなりしばらくたって、思い出して電話したんですが。(今回の記事はそのてんまつ)

どこの通販でも「本人が死亡しました」と告げれば、その場で一発解約になったのに、NHKはそうじゃない。
解約書類を「期限厳守」付で送りつけてくる。
 

『NHKは何様なのか』

今どき、国家公務員でもそれほど威張りはしない。

しつけ悪いなぁーと感じたのは、職員のことではない。
NHKという組織そのものの高飛車感だ。


父の場合は、腹を立てながらも私が処理したが、
さて、独り暮らしのご老人の場合はどうなるのだろう。
それはコメントしてくれた人がいて、わかった。

 

ひとり暮らしの人が亡くなると、数カ月して相続人にNHKから督促状が届く。
「解約してないので、その間の受信料をお支払いください」
うーんっ、これって本当に「悪質だな」と言いたいが……。
法的には有効だそうな。
確かに「契約」だからね……。
でも、《みなさまのNHK》がすることかねぇ。