★人間性が絡む「相続」こそが私の天職 !!! ”長い下り坂”を伴に走る者のプロフィール
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「老後」というのは長いゆるやかな下り坂なのでしょう。
(65歳の私には実感がありませんが)
実感はないけれど、リスクを理解する力はあります。
年を取るということはリスクの連続です。
まず、やりがい、生き甲斐だった職から離れる。
環境が違う。流儀が変わる。
前ほど自分の存在が大きくはない。
アイデンティティの危機です。
貧しくもなります。
仕事を離れたのだから。
体力も落ちる。
体力以上に気力が落ちる。
人から求められない苦痛に耐えなければならない。
大きな喪失感です。
体が不調になる。
ぼけも忍び寄る。
誰もが恐れ、否定して、自分には関係ないと。
首尾よく3人に1人の中に入らなくても、そういう可能性があるという「老後」という鬱屈は、心をなえさせます。
注目されるのは「老人」の事故の急増。
だまされるのも、大半は「高齢者」。
いつからバカの代表のように見られているのか?
介護のこと・・・・・
もう考えるのもばかばかしい。
そして、最後はひとり。
長生きリスクの切なさに、むかむかと腹が立ってくる。
長いゆるやかな下り坂。
甘く見てはいけないと思う。
生き抜けるのかな・・・・
たぶん。
そしてその先にあるものは?
「相続」
もう、うんざりしちゃうね。
そんなもの、どうだっていい!
どうせ自分はいないんだ。
残ったものが勝手に分ければいい。
そんなことまで俺に、私に心配かけるなよ!
これが本音かなぁ。
どこまで俺たち”高齢者”は人がいいんだろう。
「逃げ切り世代」などと言われ、
団塊の世代なんか、下の世代から鬼のように嫌われて、
超超高齢社会の元凶のように言われて、
それでもニコニコ笑ってる。
何を言いたいんだっけ。
そうだ、マイプロフィールを書いたんだ。
「長い下り坂の伴走者」
そう、そういう志をもったということ。
世の中、カネの話だけじゃない。
そればかりではないが、カネの話が苦手というわけでもない。
何しろ俺たち高齢者は、あの高度成長も、バブル崩壊も、この目で見てきた、この足で歩いてきたのだから。
終活も遺言・相続もドーンと来いだ。
なんだか高齢者が流行に乗せられ右往左往しているようで悲しい。年寄りだ、相続だといえばテレ朝木曜ドラマ「遺産争族」
みたいな醜態が高齢資産家の実態のように描かれることに腹が立つ。
私たちはあんなドジは踏まない。
少なくとも私がかかわらせてもらう相続事案で
あんなドタバタ劇は演じさせない。
もっと周到に、完ぺきに「相続」を設計してみせる。
「長い下り坂」と書きながら、まだぜんぜん下っていない。
それもこの年頃の男としてはやや気恥ずかしい。
でも、仕方ないね。
今はまだ心底「下りもいいもんだ」などと認める気分になっていない。やる気満々だ。
行政書士石川秀樹の幕はまだ上がったばかり。
どれだけ演じられるか、とにかくやってみたい。