★Facebookの初期設定は「公開」! その危うさを知ってほしい | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。

気になることがあって、Facebookのデフォルト設定を確認した。
想像していた通りだった。


Facebookの元々の発想は「公開主義」である!


「実名で公開する」、私はこの設定を大いに気に入っている。
潔くて堂々としていて、いいと思う。


そんな風に思っている私も、最近は少し用心し始めた。
なにしろ今の日本のFacebookは――


①日本ではリアルの友達以外でも平気で「友達」にする人が多い。
②実名主義を守らない人が多くアカウントに本当の信頼がない。
③だから、スパムなアカウントが大手を振ってのし歩いている。
④設定に無頓着な人が多く、そこからダダ漏れしやすい。



というような状況だからだ。


それでも投稿は、相変わらず「公開」にしている。
しかし「プライバシー」に関する情報にはきっちり鍵を掛けた。
私なりに学んだのだ。


そういう目でFacebookのデフォルト(初期)設定を見ると、
ビギナーになんでもかんでも「公開」を迫るというのはどうかと思う。


各種の個人情報の設定が公開の上に、処女投稿も「公開」だ。
無防備で、見ようみまねで予習もしない大半のビギナーが、
コワさもなにも知らずに書き込み始める。


なんとも危なっかしい。
友達だけに読んでもらうつもりで書いた記事が、世間に筒抜け。
どこまで自分の情報をさらす気なのか、他人ごとながら気になるのだ。


多くのFacebookユーザーは「設定」なんぞに興味はない。
「それが何か」
「別に、実がいないし」
「まあ、なんとかなるでしょう」


こういう人が圧倒的に多いので、
私はあらためて自分のプライバシーを自分で十分に管理しようと思った。
ソーシャルメディアをやりながら警戒感もはたらかないような、
無知で、野暮で、子どもっぽい者たちのとばっちりを食うのは、
ほんとうに御免こうむりたいのだ。


(毒舌しつれい!)


★Facebookの設定は「公開」主義! 日本でその発想 「無茶でしょう!?」
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