★米軍基地ゴリ押し、原発推進もゴリ押し 政権はいつも民意に楯を突く! | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。


いつも週刊誌の見出しには感心させられる。
今週の週刊ポスト。


「小泉・細川を潰せ!」大謀略
ブチ抜き16P大特集 新聞・テレビが報じない全内幕
永田町驚愕の「本当の支持率」ナマ数字



こう書かれると手に取って読みたくなる。
きのうはきのうで、米軍天間飛行場の辺野古移設への賛否を問う名護市長選で、
移設反対の現職稲嶺進氏が再選した。
が、安部政権は移設をやめようとはこれっぽっちも考えない。
そのことについて、朝日新聞が珍しく正面からかみついた。


那覇総局長の谷津憲郎氏の朝刊1面解説─―
(以下、引用)
だが稲嶺氏の当選で、辺野古への移設計画がついえたとは、残念ながら私には思えない。沖縄の問題ではない。私たちの政府が、そういう政府だからである。
……(中略)
末松(沖縄県知事)陣営も「稲嶺氏が反対しても、移設は止まらない」と繰り返した。止まらないのではない、止めないのである。(引用終わり)


どこかで観た光景だとは思わないか?
そう、原発問題がまったく同じ構図だ。


国民の7割までが「原発は止めたい、廃炉にしてほしい」と思っている。
民意を形にしたいと心ある人たちが県民投票や都民投票を呼び掛けた。
それを議会が潰す。
「民意」なんか示されたくないのだ。


実際に示したところで
「投票に法的な拘束力はない」
といって知らぬふりを決め込むだろう。
止まらないのではない、止めないのである。


こんな状況の中で東京都知事選がある。
細川護熙さんの力量や見識はともあれ、
彼は「脱原発が争点だ」と選挙テーマを一点張りした。
だからこそ政権が慌てている。


週刊誌はそれを見透かして“大特集”をぶつける。
「原発を使わないなら五輪返上しかない」だって?
笑わせちゃあいけない。
こんな大ばか者をまたぞろ起用とは、どういう料簡だろう。
日本人の良識が世界から疑われる!


政治・行政はもっと利巧になってもらいたい。
いつも民意をヘバカにしているが、
知能指数も良識指数も民の総意の方がはるかに上だ。
たまには現実を見たらどうか。


カネや利権に転がされる重大政策。
政治家も官僚もしばしば間違えてきた。
いい加減に「民の声」の方が正しいことに気づけよ!!


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【筆者から】
長いブログをお読みいただいて恐縮です。
いつも長いですね、申し訳ない。

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政治、社会事象全般、ソーシャルメディア、そして電本(電子書籍)のこと。
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