★秀樹さんが教える まだまだ奥が深い Facebookの教科書 | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。

今度上梓した電子書籍(電本)のタイトルです。


まあ、私としては渾身の一冊です。
400ページを超えてしまったので、「一冊」にしたら読みにくいだろうな、と。
それで3分冊しました。




これが「Vol.1」です。
Facebookの基本の「キ」をまとめました。
Facebookは「情報拡散」しますがそれは「プライバシー流布」の側面もあります。
公平に言えば功罪半ばする。
しかし、個人が何かをしようというときFacebookは強力な“武器”になります。
私たちはみな“無名”ですから圧倒的に不利なところからスタートせざるを得ない。
Facebookはそのハンディのいくぶんかを解消してくれる可能性があります。
その辺をかなりディープに探っているのがこの本です。
「入門書」ですがFacebookの本質を語り濃い内容となりました。
調べていくうちに“発見”もだいぶしました。
エッジランクやクチコミ発生の原理など、その正体がつかみにくい機能についても核心に迫りました。
目からウロコの特ダネ情報をお届けします。




こちらは「Vol.2」、Facebookのビジネス活用術です。
個人やお店、小さな会社を営む人に向けて書いています。
知名度が低い私たちは、大企業や有名人と同じやり方をしたら絶対に成果を上げることはできません。
巷に出回っているFacebookビジネス本は、おおむねきちんとした企業の成功例を事例として取り上げていますが、スモールビジネスには参考になるどころか百害あって一利なしです。
私たちはバラマキマーケティングの発想から離れ、友達との交流を主軸に強い味方を得る方法を実践すべきです。
スモールビジネスの広告利用法についても触れました。




「Vol.3」ではFacebookのスーパースターたちを紹介しています。
誰にもまねができない行政施策を行い話題を提供し続ける 佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長、
Facebook発の映画「ペコロスの母に会いに行く」を実現させた村岡克彦さん、
1投稿で2000~3000いいね!をもらう宮川千明さん、
「看板のない店」で人をひきつけている岡村佳明さん、
竹虎四代目としてFacebookマーケティングに成功している山岸義浩さん―などなど。
綿密に取材し、本音をうかがいました。
インフルエンサーの投稿術、いや、生き方はまことにユニークです。
ドキュメンタリー映画「うたごころ」の榛葉健さん、
ミコとマコの純愛で昭和を彩った河野實さんにもインタビューしました。
取材を通じ、「術」を超えた生きざまがFacebookを単なるツール以上のものにしていることがはっきりわかりました。
記者冥利に尽きる出会いだったと思っています。


本書での私の立ち位置は「1ユーザー」であり「ジャーナリスト」です。
SEのようなネット技術を持っているわけではないし、Facebookの仕組みを熟知しているわけでもありません。
すべては「おやっ?」「なぜだ?」「計算通りにいかない」という自分の疑問から出発しました。
それでいろいろ試し、人にも聴いて、「これはこういうことらしい」と一応の結論に達したことを書いています。


だから、セミナー講師がいうような「夢物語」は語っていません。
よいも悪いも、私がお伝えしたいのは等身大のFacebookです。
Facebookの魅力にはまっています。
新聞社を退職後、私が得た人脈や可能性、具体的な仕事の提案、事業パートナーなど……、
ほとんどすべてがFacebookから由来しています。
何よりも『終わった人』である私を駆り立て、ジャーナリストとし、電本館あるじとしてくれたのがFacebookです。


その意味では、Facebookへの思いや期待は非常に大きいといえます。
しかし同時にFacebookはクセの強いソーシャルメディアでもあります。
だからこそFacebookの本質をつかみたいのです。
つかんだら、それを人に伝えたいと思っています。
いまだ路(みち)の途中ですが、「石川のやつ、どこまで書けたか」と関心がわいた方は、ぜひお読みください。


「立ち読み本」も用意しました。
Vol.1、2、3から60ページほどを抜粋しています。
きょうはそのURLだけお伝えしておきます。

http://denhonkan.jp/ebooks/detail.html?ebook_id=10