今、ツイッターでこんな風にツイートした。
NHKが朝ドラの後の番組で『子供のうつ』のネーミングで特集していた。
4人に1人にこの傾向あり、と。
ある種の現象を捉えて名前を付けてはやし立てる。
マスコミの常とう手段がどれほど無用の“病気”を作ってきたことか……。
母原病、積み木崩し、最近の「スクールカースト」
みんなそうだ。
ある種の現象を捉えて巧みにネーミングする。
悪意はないのだろう。
むしろ「告発」するような気分。
それが結果として、事態を加速させる。
あるいは、あいまいだったものを顕在化させ
大問題化させていく。
(現象が)ないとは言わないが
「命名は」むしろ毒である。
どうせメディアは言いっぱなし、
はやし立てっぱなしで、次の話題に移る。
その間、傷つく者たちがどれほどいるのだろう。
母原病、積み木崩し、スクールカースト、子供のうつ
気づかないか?
みんな「いじめ」が背景にあることを。
子供社会に異変が起きている。
ずーっと前から。
大人社会で「閉塞感」が言われ始めた
そのずっと前から子供たちは傷ついている。
狭いところに長く押し詰めておくと
小動物は共食いを始める。
強いストレスが強いる現象だ。
言葉を変えて出てくるいろいろな現象が、
実は「このこと」に通じているような気がする。
せめてマスメディアはおとなしくしていてくれないか。
問題視すればするほど深みにはまる。
ヒルズ族も生まれれば、職に就けない若者も生む日本。
社会のいびつは明らかだ。
こちら側の狂騒が子供社会を傷つけている。
大人がもっとゆるやかな価値観を確立しない限り、
子供たちのストレスはやまない。
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【筆者から】
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