★“言葉の爆弾”で馬脚あらわした橋下、石原両氏 改憲騒ぎに沈静効果? | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。

こうやって1枚の写真(モノクロにデフォルメした)をアップすれば、私が何を書きたいか、わかっていただ
けるだろう。


石原慎太郎氏は14日、旧日本軍慰安婦を「必要だ」と発言した。
「軍と売春はつきもので、歴史の原理みたいなもの」
軍は人を犯す、だから兵の“暴発”を抑えるためには性のはけ口が必須、とでも言いたいのだろう。


この発言、橋下徹氏が同じ14日に沖縄で在日米軍司令官に対して
「(米軍兵は)風俗は行かないんですか?」と言い放った行為と酷似している。
米兵は女子高生を強姦する、ならば風俗に行って発散してきてくださいよ。
まさかここまであからさまに言わないまでも、「風俗活用」とはそういう意味であろう。



ジャーナリスト 石川秀樹-石原慎太郎氏と橋下徹氏



この者たちは、女性をカネで買った経験があるのだろう。
それが男の甲斐性、体面、めんつ・、威信や誇りだとでも?
ずいぶん安っぽく古臭い、子どもじみた沽券だ。
わが家では到底通用しない言い草である。


だから過去を恥じていない、歴史を反省していない、と他国から言われるのだ。
政権が変わるたびに「慰安婦問題」がやり玉に上がる。
正直にいえば「いい加減にせよ」と言いたい。
しかし、著名な政治家が今もこんなことをほざいているようじゃあ、黙れ!とは言えない。


マイナスだらけの暴言だが、ひとつだけ「よかった」と言えることがないでもない。
これで憲法改正のばかな騒ぎ、しばらく沈静してくれるのではないか。
未来永劫変えるな、というのじゃあない。
いきなり国是に踏み込むのは乱暴だろう、というのだ。
本丸は「9条改正」、外堀を埋めて攻めやすくというのが「96条」。


発想がさかさまだってんだ。
変えるなら暮らしに支障が出ている部分から。
それも衆参両院3分の2の賛成というハードルをクリアして、1つ1つだ。
要件を緩めて一足飛びなんてことをすれば、政権が吹き飛ぶごとに憲法改正となる。
国のアイデンティティを、そんなに安っぽく変えられてはたまらない。


安倍バブルに乗って改憲亡者どもが色めき立って騒いでいる、
そんな狂躁ニッポンに思いがけない“言葉の爆弾”。
どなたさんもイッペン、頭を冷やしましょうや!



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【筆者から】
このブログの元になっているのはFacebookへの書き込みです。
主にFacebookページ「ジャーナリスト 石川秀樹」に投稿しています。
ミーツ出版(株)という小さな出版社の社長をしています。61歳で行政書士の資格を取り開業しました。さらにこの数年は「ソーシャルメディアを愛する者」としてFacebookで熱く語り続けています。ブログは私の発言のごく一部です。ぜひFacebookページもご覧ください。コメントをいただけたら、こんなにうれしいことはありません。



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