★韓国ドラマ「王女の男」を観るのをやめた | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。


テレビがつまらない。最近はスポーツ中継か、ドラマしか見ない。バラエティー全盛というより、ほかに作りようがないのかとも思う。視聴率偏重、コスト削減圧力、力のあるテレビ作家やディレクターの枯渇、外注依存……などなど、テレビを取り巻く環境は劣化の一途に見える。


▼そんな中で日曜の夜、楽しみにしていたのが「王女の男」(NHKプレミアム、9:00~)である。李氏朝鮮第6、7代国王の時代というから1400年代。クーデターにより王様側近を大量虐殺し王座についた世祖(セジョ)の悪政に対する反抗がモチーフになっている。韓国版ロミオとジュリエット。

hidekidos かく語り記


▼そんな風にいわれるくらいだから主人公のスンユとセリョンの「悲劇」は避けられないところだが、正義派がやられっ放しでは観ていてやりきれない。妻にいわせれば「それは韓国ドラマのお約束で、はじめはいい方がどんどん憂き目を見させられて、最後に勝つようになっているのよ」。


▼しかし『こいつ、いい男だな』と思っている者までが“悪党派”から殺されるとなると、もう我慢がならない。前の王妃を全力で愛する夫チョン・ジョンのことだ。不利を承知で友と妻と、追われた王様のために巨悪に立ち向かう姿はすがすがしく、そして痛ましい。


▼19回目のきょう、テレビは観ない。毎度文句をいっているので、家内に「やめたら?」といわれてしまった。史実があることだし物語は制約を受けるだろう。しかしそこはドラマである。リアルを超えた爽快を観る者に与えてくれるのが腕であろう。後5回、そんな展開があるのか、気にはなって仕方ない。



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