特性が違う海であるため、多種多様な魚介類が水揚げされる。または同一品種でもその外見や身締まり、味が異なる。その一つにさざえがある。
写真のさざえを見て、県内であれば大凡その漁場が推測できる知識を持ち合わせている県民が山口人である。先述の通り、山口県は地形的に三方を海に囲まれているため、市場に並ぶ魚介類の豊富さもさる事ながら、習慣的にその形状である程度漁場が推測できる技能を自然と身に付けているのである。
写真のさざえは日本海、長門市のさざえである。
日本海は波が荒い。そのため、生息するさざえも自身のカラダが流されない為に、貝殻の外側に尖った角のようなものが発達し、それで踏ん張って流されない様にしている。
他方比較的穏やかなな瀬戸内のさざえは角が無い。流される事が無いからである。

