北陸新幹線が長野から金沢まで開業したのが、今から約9年前の2015年3月。


それに伴い、金沢以東の北陸本線が3セク化され、「サンダーバード」、「はくたか」、そして今回模型で走らせた「北越」が区間短縮や廃止となりました。


私的には、その北陸新幹線の長野~金沢間の開業直前の北陸本線を走る車両が好きで、普通列車に充当された475系から、特急列車に充当された、485系、681系、683系、そして貨物列車やブルートレイン牽引で使用されたEF81など、これらの模型の電車や電気機関車、客車などの車両を含めると、100両を超える両数の車両が居ると思います。


そんな、北陸新幹線開業前の北陸本線で、新潟~金沢間の特急列車として活躍したのが、特急「北越」。

日本海縦貫線だけを走る昼間特急列車として、とても気になる存在の特急列車でした。


越後地方や北陸地方にまるっきり縁が無いため、実車に乗ったことは1度もありませんでしたが、最末期の「北越」は、車両の受け持ちが新カヌだったこともあり、充当された485系には、いわゆる上沼垂色、国鉄特急色、そしてリニューアル改造された、3000番台が居ました。


そんな私の好きな特急「北越」、模型でも当然その3種類を揃えており、レンタルレイアウトや自宅お座敷レイアウトでの運転時には、その3種類の485系を同時に走らせることが多々あったりします。


先週末は、この485系「北越」三兄弟を久しぶりに走らせ、主に走りに問題はないかを確認しました。


まずは、三兄弟の並び。



右端の3000番台はダミー路線のため光り物はすべて不点灯状態ですが、やっぱりこの三兄弟の並びにはいつ見てもテンションが上がります。


そして、通電しているエンドレス2線での走行チェック。

まずは、主役格の上沼垂色と3000番台の共演。




その後、主役はそのままで、国鉄色T18編成にスイッチしての走行。



幸いまだこの三兄弟には、赤の呪いにはかかっておらず、三兄弟とも元気な走りを見せてくれ、とりあえず一安心というところでした。


今まで弊ブログをご覧の皆さんには、ここ半年でかなりの数のモーター故障の発生について、記事にしていることにお気づきとは思いますが、やはり同じモーターを積む車両を走らせると、どこかで壊れやしないかという不安な気持ちが過ぎります。


今回は幸いにも、走行中での突然の停止という事象は起こりませんでしたが、この三兄弟を含め、かなりの数のある、このモーター実装車、レンタルレイアウトなどに持ち込む時には、予備のモーターか、あるいは予備の動力ユニット(交換時間をできるだけ短くするため)は必携アイテムなのかもしれません。