購入したまま、放置状態だった「ゆぅトピア和倉」のセットアップをしました。
私も購入してから知ったのですが、なんとこのセットは編成例のまま仕上げても、実際の編成にはならないというモノなようです。
具体的には、キハ65改の「ゆぅトピア和倉」とサロ481-500「だんらん」が併結されていた時代では、「ゆぅトピア和倉」と併結していたのは、クハ481 200番台車(貫通路のあるクハ)限定だったようです。
○うちにあった、パノラマグリーン車ではない「雷鳥」セットのクハ481-200との併結。
そしてこの後、車両運用の利便性を考慮し、クハ481 100番台車のスカートを切欠き(セット内のクハがこれ)、
「ゆぅトピア和倉」と併結できるようにしたときには、「だんらん」は編成から外されていたようです。
この事実を知り、実車に合わせたくなった私は、「ゆぅトピア和倉」と併結しない側のクハ481を切り欠く前の姿に戻すこととし、こんな部品を取り寄せ実現しました。
○左:セットのままのスカート切り欠き状態 右:481系クハ初期型用スカートパーツを取り付けた状態
大阪発の下り編成で考えると、金沢方の先頭車はこちらのようになります。
七尾線の電化により、キハ65「ゆぅトピア和倉」との併結が解消されましたが、このクハ481のスカートは切り欠いた状態でそのまま運用されました。
私的には、このスカートが切り抜かれた状態のクハ481-100のイメージは、最晩年の「白鳥」編成のクハのイメージがより強く、「ゆぅトピア和倉」セットのクハ481には、「白鳥」のヘッドマークを取付け、後にこの編成限定としました。(結局、「ゆぅトピア和倉」セットとして購入しながら、その編成が併結された「雷鳥」には用いないということとなりました。)
タイトルにも書きましたが、この「ゆぅトピア和倉」セットは改造車をいくつか含むセットで、私的にはとてもお得なセットである気がしているのですが、そのままでは実車編成にならないところがあるため、記事にさせてもらいました。
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