今年の恵方は南南東
この恵方
誰が決めてるんだろう?
ってずっと思ってました。
んで調べてみました。
恵方は
十干によって決まっている。
十干?
十干っていうのは
古い中国で使われていた
十進法
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
の事で
その十干に当てはめられる恵方は
16ある方角のうち
東北東と
西南西と
南南東と
北北西の
4つの方角が
それぞれ下の十干に
振り分けられてる
十干で言われても
ピンと来ないので
数字でいうと
西暦の下一桁が
1.3.6.8の年が南南東
2と7の年が北北西
4と9の年が東北東
5と0の年が西南西
です。
という事は
来年の恵方は
北北西ですね♪
そんな事を調べてると
気になる事が生まれて
また調べてみる
それは
「干支」について
「今年の干支は○○です」
ってよく耳にする
例えば今年
2021年は丑年(うしどし)
って言うけど
これは干支じゃなくて
十二支の事で
干支として正しく言うと
「辛丑」(かのと うし)。
十二支は
ご存知
子・丑・寅・卯・辰・巳
午・未・申・酉・戌・亥
の十二進法で
干支は
上の方に書いた十干と
この十二支を組み合わせた
60進法(?)の事
こっちの方が分かりやすいかな?
↓
干支で親しいのは
甲子園球場の
「甲子」(きのえ ね)
でしょうか
これは甲子園球場ができたのが
大正13年
1924年が甲子(きのえね)だったから
というお話も有名ですね♪
あと
丙午(ひのえうま)
って丙も午も
どちらも火の運気を持つから
「火事が多い年」として
注意していた話なのに
江戸時代の日本で
1966年(丙午)生まれの
八百屋のお七が
激しこい心に焦がれ
江戸の町に放火をした事から
「丙午の女性は...」って
非科学的な言い伝えができてしまい
未だに丙午の出生児数が
前後の年に比べて
極端に少ないというのも
言い伝えを信じやすい
日本人ならではの現象でしょうか
現象といえば
昨年社会現象になった
鬼滅の刃
鬼滅の刃の主人公
竈門炭治郎の階級も
「癸」(みずのと)という
十干で表現されてましたね♪
十干などの古い言葉や
難しい漢字が使わている
登場人物など
鬼滅の刃が
子供達の日本語力の底上げに繋がると良いですね♪
さてさて
話は散らかってしまいましたが
今日2月3日は
立春で東風解凍
二十四節気も七十二候も
暦の上では今日が一年の始まり
2021年
皆様の一年が実り多き
豊かな日々に恵まれますように♪
参考サイト