【如何なる昨日より今日が尊い】今日の法話より報恩講2018その1 | 伊丹のおくりびと

伊丹のおくりびと

伊丹市の幸せ創造企業 速水葬祭二代目創業者 速水英城です。
色んな所で様々な人々に支えられご縁を頂き毎日を過ごしています。
感謝を込めて綴ります。

雨で始まった月曜日でしたが

午前中に控えていたさくらホールからのご出棺までに雨も上がってくれました。
 
ども、お疲れ様です。

伊丹のおくりびと、はやみんです♪




そんな月曜日の午後は近所のお寺さん
 
浄土真宗本願寺派の遍照寺さんの報恩講
 

 

ご門徒の皆さんと一緒に正信偈を唱え

 

 
 

後半はご法話。



今日の布教使さんはお隣の町、

尼崎市からお越しいただいた藤岡さん(さんでいいのかな?)
 




沢山おられる布教使さんの中で

「私は亜流ですから」と謙虚に仰る藤岡さんは
 
いわゆる「法話集」からの話しではなく
 
ご自身が経験された話しや
 
ご自身の心を動かされた話しを
 
藤岡さん自身の言葉で話してくれる。

 
 
 
そんな藤岡さんに頂いた今日の法話の中からひとつ・・・
 
 
 
 
世間が宗教離れをしていると言われて久しい
 
民衆の口からお念仏が聞かれなくなった
 
それは、お寺でさえである
 
お寺の中でお念仏を聞く機会が減っている
 
本願寺も例外ではない。。。


 
そんな本願寺で数年前(2011年)にあった親鸞上人の750回大遠忌の時の一幕
 
100年前の650回大遠忌の時は1週間の間に100万を超える門徒さんたちが本願寺にお参りされた歴史を背景に
 
「100年前は凄かった」と口々にする年配功労者の方々。。。
 
 
 
あるいは
 
大阪の聖徳太子所縁の某巨刹に勤めるご縁があった若い頃
 
そのお寺のご年配功労者の方々が口を揃えて
 
「聖徳太子は凄かった」「ここのお寺も昔は凄かった」
 
と仰る
 
そりゃ聖徳太子は凄いお方ですが

親鸞上人もそう仰ってましたが...(以下略)


 
 
話しはお念仏に戻って
 
「お念仏を聞く機会が減っている」と嘆くお坊さんに
 
『それは今あなたがお念仏を唱えてないからでしょ!』と
 
突っ込みたくなった(笑)
 
 
 
 
「昔は凄かった」「昔は凄かった」と言っている人に限って何もしていない人が多い
 
今を嘆く前にまず動こうよ
 
お念仏が減った減ったと嘆く前にお念仏を唱えようよ
 
お念仏を唱えさせて頂ける有難いご縁に感謝の気持ちを持てば
 
口から出る言葉は嘆きではなくお念仏になる。
 

 
前に生まれんものは 後を導き

後に生まれん者は 前を訪え



世知辛い世の中になったと言われて久しい現代ににあって
 
今こうして一緒にお念仏を唱えさせていたいている私たちには
 
その有り難みを
 
その喜びを

子や孫に伝えていく使命を持って生きているのかも知れないですね♪



と・・・



ざっくり端折ってしまいましたが

僕たちはライブで生きている実践者なんだ
 
SNSが発達して国民総評論家みたいに言われてるけど

テレビや新聞では相変わらず評論家が世の中をあれこれ好き勝手言ってるけど
 
「生きる」ということは
 
実践するということで
 
実践し続けることそれ自体が
 
結果、充実した人生になるんだと


 
ここ数年、自分自身の実践力が弱っているな〜と実感している僕の腹の底にぐっと来るご法話を頂けました。


忘れてしまっても立ち戻れるように
 
ここに残しておきます。
 
 
最後までお読み下さりありがとうございます♪

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

ー合掌ー

その2に続く・・・